約 316,031 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1747.html
罰ゲーム 5KB 虐待-いじめ 制裁 ギャグ パロディ 小ネタ ゲス 現代 虐待人間 酔った勢いで連続投下です ゲス一家に「おうち宣言」されました。 テンプレ通りのゲス一家、乗り込んでいたのは親まりさ、親れいむ、子まりさ、子れいむ。 今は防音加工された透明ケースで家族仲良く騒いでいる。 駆除にも虐待にもマンネリです、飽きてきました。 そんな時、ふと某TV番組を思い出しました。 と、言うわけで思い立ったら即実行。俺は早速仲間に連絡を取る。 仲間というのは当然虐待仲間だ。 「何だそれ!面白そうだな!」 「お前は天才か?!、協力させてもらう!!」 「楽しそうね、私も行くわ」 ………仲間はそろった、いやスタッフと言ったほうが良いか?準備も万全だ。 カメラもちゃんと写っているな。これはきっと良いニヤニヤ動画になるだろう! さあ、行ってみようか! 「やっとでられたのぜ!くそどれいにはあとでおしおきなのぜ!!」 「よくもとじこめてくれたね!どれいにはあとでたっぷりおれいをしてあげるよ!ないてもゆるさないよ!!」 「くそじじいはおとーさんにせいさいさせるのぜ!!」 「ばーか!ばーか!くそどれい!あやまってもおそいよ!!」 箱から出したとたんに五月蝿くなったな、まあいいか気を取り直して行ってみよう! 「ゆっくり一家罰ゲーム絶対にゆっくりしてはいけない鬼威参の家一泊二日!!」 「なにいってるのぜ?そんなことよりはやくおわびのあまあまもってくるのぜ!」 「このどれいはあたまがかわいそうなの?ばかなの?しぬの?」 パーン!!! 「「「「ひゆぎぃ!!」」」」 余りにも五月蝿いのでクラッカーを鳴らす、ゆっくり一家は驚いて目を白黒されている。 「ルールを説明する! 一つ、お前達家族は今から鬼威参の家に泊まってもらう! 一つ、その間、何があってもゆっくりしてはならない! 一つ、もしゆっくりしてしまった場合はその場でお仕置きだ! アホなお前らでも解る様にルールを簡単にしたんだ、感謝しろ!!」 「なにをいっているんだぜ!どうしてそんなことしなくちゃならないんだぜ!!」 「このどれいはあたまがおかしいの?おとなしくれいむのいうことをきいてね!」 「このくそどr」 パーン!パーン! 「「「「ひゆぎぃ!!」」」」 再度クラッカーで黙らせる、便利だねこれは。まあ、部屋が散らかるのは目をつぶるとするか。 「何か質問はあるか?」 「ふざけるんzy「わかりました、それでははじめます!!」はなしをきけー!!」 ピィィーーー! 開始の笛が鳴る、さあこれからゆっくりできない罰ゲームのスタートだ。 スタッフも思わずヒャッハーの構えだ。 さあ、存分にゆっくりしていってね。 まずは初歩的なものから行ってみよう。 「えーえーゆっくりしていってね!」 「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」キリッ! うざっ! ババーーン!「全員アウトー!」「「「「ゆゆゆっ!」」」」 アナウンスが終わった直後に二名のスタッフが現れる、顔にはゆっくりのお面をつけている。 まずは親を抑えるとあにゃる周辺に向けてゆっくり用蝿タタキ通称「ユたたき」を振りかぶり… パンッ!パンッ!「ゆひぃ!!」「いだい!」 乾いた音が響くとともに、ゲス親が悲鳴を上げる。 続いて子ゆっくりにも同じお仕置きをする。 パンッ!パンッ!「「ゆんやぁぁぁ!!」」 「どおしてこんなことするのおぉぉぉ!!」 「くそどれい!なにをするんだぜぇぇ!」 「ルールならさっき説明したけど?まあ、面倒だからもう一度言う気はないけどな!」 さあ、どんどん行ってみようか。 「ほーら、あまあまだぞー」 「うめ、これめty」ババーン! 「全員アウトー!」「ゆぎぃ!!」 「ほーら、ふかふかのベットだぞー!」 「ゆわーい!ふかふk」ババーン! 「全員アウトー!」「ゆががっ!!」 「きれいないしさんだよ!」ババーン! 「子れいむ、アウトー!」「ゆびゃいっ!!」 「ゆゆっおそらをt」ババーン! 「まりさ、アウトー!」「ゆげぼっ!!」 ハイペースでお仕置きされるゲス一家。 ルールを聞いてないためか、学習良力が低いせいか、もしくは本能に逆らえないのか、簡単な罠に引っかかり叩かれていく。 親は多少余裕があるようにも見えるが、子まりさ達はユたたきのダメージが蓄積されていた。 食事を取らせて体力を回復させてやるが、その間もゲームは続いているのである。 当然アホはゆっくり一家は「しあわせー!」をして叩かれる。 次第にゆっくりできなくなってくるゲス一家、これがこのゲームの恐ろしさで面白さだ。 スタッフ一同は大変ゆっくりした顔でゲス一家を見守る。お仕置きにもつい力が入ってしまう。 「…ゆひっ…ゆひっ…も…もう…いやなのぜ……」 「…ど…どぼ…じで…でいぶが…ごんなめにい…ぃ…」 「…ゆ…ゆんや…もう…やじゃ…」 「むの…うなおやは…れいむをだずげろ…ぉ…」 「お前ら、いい感じにゆっくりしてないな!さあ、まだまだいくぞー!」 「「「「やべでえぇぇぇ!!」」」」 そんな感じで時間は深夜になり、ゆっくり達は永遠にゆっくりしてしまいそうになっている。 それでは面白くないので、そろそろ就寝時間にすることにするが… 当然、例のあれをやりますよ。 「…ずーや…ずーや…ずるよおぉ」 「…ばでぃざ…もうげんかいな…のぜ…ゆっくりねむ…」 「ゆほ…ゆほ…ゆっくりねみゅりゅ…」 「れいみゅ…もう…」 ジャジャーン!!「ゆっくりしていってね!!」 「「「「…ゆっぐりじでいっでねえぇ?!」」」」 ババーン!「全員アウトー!」 「「「「ゆっぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」」 ゲス一家の悲鳴とともに夜は更けていくのだった。 翌朝、起こされてからもひと時もゆっくりできないゲス一家。 子ゆっくりにいたっては壊れかかっている。 スタッフ一同も寝不足と戦いながら罰ゲームも終わりも迎えつつあった。 「いやー楽しかったね、まりさ君!ゆっくりできなかったかい?」 「…ユッ…ユッ…モウ…ヤ…」 「「「………………」」」 「これで罰ゲームは終了です!今日からまた楽しい野良生活を満喫していってね!!」 ゲス一家を外に放り出すが、反応がない。流石に疲れがたまっているようだ。 「まりさーまた遊ぼうなー!」 「………ゆっひいぃぃぃぃ!!!」 完 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓2片方ショタ -- 2016-02-22 13 19 09 最高の虐めだ -- 2014-07-30 19 43 20 ↓余談だけど、某ゲームのせいで「ジャジャーーン」で連想するのが双子ロリ幽霊になってしまった俺って… -- 2014-06-26 22 38 27 当然、謎のDVDが置いてあって、誰かがそれを再生すると普通のドラマが始まり、フィナーレを迎えたと思ったら唐突に「田㊥ァ」「タイキック!」とか役者が連呼し出して、挙げ句の果てに意味もなく田㊥がタイキックの標的になる。 という展開もあるんだよね? 蹴られるのがゆっくりだから、うまく手加減しないと潰れて強制終了だろうけど -- 2014-06-26 22 29 19 「ジャジャーーン」で、おりんが出てくるかと思ったぞ… -- 2013-08-06 10 26 21 空想上の生物にどうやって身を置くんですかね・・・ 実際いたとしても霊長類とは遠いだろうし -- 2013-06-24 17 30 57 「ジャジャーーン」で一瞬おりんでも出るのかと思った。 -- 2013-05-30 00 08 28 やめろって言いたいなら見るな! -- 2013-05-29 20 01 04 ハハハいじめは確かによくないが、それは人間相手の時だけだね? -- 2013-03-23 02 09 41 ゆっくり達の身にもなってほしいです だから今すぐやめてください -- 2013-01-16 18 24 28 やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ -- 2013-01-16 18 19 34 いじめはいけないと思います やめてください -- 2013-01-16 18 17 36 ゆっくりアウトー -- 2013-01-14 20 51 59 久しぶりに腹いてえwwwww -- 2012-07-25 22 41 42 \デデーン/ -- 2011-12-20 10 36 12 きっととんでもないゆさせが来たと思ったんだろう -- 2011-07-30 22 54 06 とどめをさしたい気持ちもあるw -- 2011-03-26 02 55 26 おもろいww これはゆっくりの使いじゃあらへんでかな? -- 2010-12-12 01 42 42 良いなぁ しかし壊れちゃったかw ゆっくりするとゆっくりできなくなる事を学習し、今後二度とゆっくりしたくてもゆっくりできなくなったゆん生を見てみたかったぜ…w -- 2010-11-11 20 17 19 親を罵倒する子ゆはゆっくりできる -- 2010-08-26 23 30 14
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/354.html
虐待派不虐待日記 8KB 「ふたば系ゆっくりいじめ 115 DV」の前日談 虐待派不虐待日記 「はぁ……はぁ……はぁはぁはぁはぁはぁっ!」 パソコンの前に一人の男が座っている。 右手で一心不乱に自分のペニスをしごいている。 パソコンの画面を、血走った目で凝視している。大音量なので、ヘッドフォンから音が漏れる。 全画面表示で動画が映し出されている。 「ゆっぎぃぃぃぃぃ!!!」 画面には、唸り声を上げて歯を食いしばり、ガタガタ震えているゆっくりれいむが映っていた。 タイトルは「れいむ/針刺し」 頭の天辺から大きな針が生えている。誰かは分からないが、人間が頭から外に出ている部分を持ち、少しずつ彼女の頭の中に押し込んでいる。 底面は黒焦げになっており、その場から動く事が出来ない。 れいむは痛みから逃れようと、必死に身をよじるが、全く効果が無い。 人間の手が、少しだけ針から離れる。 「ゆぅー!ゆぅぅぅぅぅ!!!」 れいむがそう気合を入れ、顔を力ませると、ほんの少しずつ、針が押し戻されていく。 体内の餡子を収縮させて、筋肉のように動かしているのだろう。 しかし、すぐに人間の手が戻り、それ以上に押し込まれてしまう。 針をある程度押し込むと、れいむの震えが大きくなってきた。おそらく、針の先端が中枢餡に近づいたのだろう。 「ゆ゛っ!……ゆ゛っ!……ゆ゛っ!……」 人間の手が、針から離れる。しかし、先程のように針が押し戻される事はない。 猛烈な激痛がれいむを襲い、それどころではないのだろう。 人間の手が針に戻され、ついに中枢餡に到達した。 「ゆ゛っ!!!がっ!!!」 れいむは一度大きく震えると、顎が外れんばかりに口を大きく開け、それきり動かなくなった。 大きく見開いた目玉は裏返り、白目しか見えなくなった。 股間部の穴が弛緩し、そこから透明な液体が漏れ出した。 大きく開けた口は、重力に上あごが引っ張られて閉じ、歯が飛び出した舌に食い込む。 餡子の抵抗が無くなり、これ以降は針がすんなりと底面まで入って行った。 股間の穴からは更に、生命が潰えて流動化した、れいむの餡子が漏れ出した。 そして、れいむが死んだ瞬間、男は射精した。 翌日、昼。 男は裏路地に構えている、喫茶店の中にいた。 しかし、男の周りには、たくさんの水槽が置いてあり、机や椅子の類は置いてない。 そして、水槽の中には、ゆっくりが入っていた。 「高い」 男は苦々しく呟いた。 目の前の水槽には、「胴なしれいむ/成体/従順 35万円」と書かれたラベルが貼られていた。 自分の立場が分かっていない中のれいむは、男の方に元気良く「ゆっくりしていってね!」と挨拶をしている。 「ゆっくり基本権保護法」 数年前に制定され、施行された法律である。 人間の頭部のような外見で、人語を解するゆっくり。 彼女達を人間と同等の権利で保護しようという動きが、愛護団体を中心にして湧き上がった。 当時の有力な国会議員の中に、愛護団体の幹部がいたので、法律の制定がとんとん拍子で進み、ついに制定されたのである。 当然、反発する人間が多かったのだが、彼らの多くが虐待趣味という後ろめたいものを持っていたので、声を大にして反対する事が出来なかった。 この法律のせいで、ゆっくりをペットショップで扱う事は禁止された。 人間と同じ権利を持つゆっくりを、店で売買するという行為は、人身売買をするのと同等だからである。 ゆっくりを飼いたい場合は、政府に申請し、公共機関で保護されているゆっくりを、養子縁組する形で貰い受けないといけない。 当然、虐待をしたり殺したりした場合は、人間にそれを行った場合と同等の刑罰を受ける事になる。 なので、旧式のペットショップは、男が今いる喫茶店のように、地下や別フロアに、こっそりとゆっくりを置かざるを得なくなったのである。 「そんなにゆっくりが欲しいかい?」 男の隣に、店員が寄ってきて、声をかけた。この店員は、男の元同級生である。 男はうなずいた。この時、トランペットが欲しい少年の前に現れた、ルイ・アームストロングみたいだな。と男は思った。 「だったら、『叩くさん』のところに行くといい」 店員はそう言うと、レジの横に置いてあったメモを千切り、手持ちのペンでさらさらと地図を描き、男に渡した。 男が地図の印が描かれた場所に着いた。 そこは人家の少ない所を流れる太い川。その橋げたの下。ダンボールハウス。 入り口と思しき、ダンボールに開いている大きな穴に、ビニールの暖簾を付けている箇所に近づくと、ゆっくりの悲鳴が聞こえてきた。 「ゆべっ!ゆばっ!ゆぎゅう!どぼじでごんなごっぱぁ!」 そして、悲鳴の合間には、何か叩くような、爆ぜるような音が響いている。 「あの……すいません」 男が声をかけると、ぴたりと音が止んだ。 「誰だ」 野太い男の声がした。 「いや、あの……叩くさんのお宅ってここでしょうか」 「叩く?……ああ、それは俺だ」 そう言うと、ビニールの暖簾を手で払い、奥から老人が現れた。 日焼けした肌に、僅かに伸びたあごひげ。白髪交じりの短髪。ポロシャツにジーパンと、ラフな格好である。 建物の汚さに比べ、老人の姿はまだどこか清潔感があった。すぐ近くに川があるからだろうか。 「ゆっくりをあげることは出来ない」 男の話を聞いた後、老人はそう呟いた。 ダンボールハウスに山積みになっている透明な箱から、一匹のゆっくりまりさを取り出した。 「やめるのぜぇ!おねがいじまずがらばりざをだだがないでぇ!」 後頭部に当たる部分をがっちり老人の左手に掴まれて、彼女はぶりんぶりんと揺れた。 木箱の上に彼女を乗せ、左手でそれを押さえつける。いつの間にか、右手には蝿叩きを持っていた。 蝿叩きを見て、まりさは震え上がる。 「まず一つ目の理由は、お前がヘマをして警察に捕まったら、俺が見つかる」 老人は手首を巧みにスナップさせ、小刻みに蝿叩きを振るった。 「ゆびぃ!いだいっ!」 老人の乾いた老木のような手に押さえ込まれ、その下でぐねぐねと動きながら、まりさは痛みに悶えた。 「二つ目は、こいつらは貴重な俺の食料だ。何年か前から、こいつらはあまり子供を産んでくれない」 これはニュースでも、最近盛んに報道されていた。どうやら、ゆっくりの繁殖力が、以前よりも格段に小さくなってきているらしい。 「いくら揺すっても、こいつらはめったな事で発情しなくなった。発情してすっきりしても、はずればかりだ。 思うに、こいつらは、数が少なくなれば、繁殖力が小さくなれば、人間に保護されて、安全なゆっくりぷれいすに連れて行ってもらえると、 テレビを見て理解するようになったのだろう。絶滅危惧種だとか、天然記念物とか。 この繁殖力の低下も、ゆっくり基本権保護法の制定の後押しになったんだろうな」 老人はそう呟きながら、蝿叩きを振るう。 「ゆぴっ!ゆぴゃ!ゆっ!ゆっ!ゆ゛っ!」 まりさの悲鳴が濁ってきた。 「そろそろだな」 老人がそう言うと、右手の得物を素早く包丁に取替え、まりさの底部に切り込みを入れた。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!まりさの夏のしせんひとりじめなすべすべあんよがぁぁぁぁぁ!!!」 足を切られた彼女は、体力を振り絞って大きな悲鳴を上げた。 男は、周りに聞かれないのだろうかと、心配になったのだが、老人は彼女の口を覆ったりしない。 おそらく、よっぽど普段人が来ないのだろう。 「お前に、俺の貴重なゆっくりを与える事は出来ないが、俺のゆっくり料理を食べさせてやる事は出来る」 そう言いながら、老人は慣れた手つきで、まりさの底部を正方形に切り取った。 わずかに湾曲した底部の皮。さながら即席の器である。 更に老人は、包丁を木のスプーンに持ち替え、底部に開いた穴から、餡子を掻き出した。 それらが、素早く底部の皮の上に盛られていく。 「ゆっびぃ!ゆびびびびび……ゆひひひひひぃぃぃぃぃ!!!」 まりさは、余りの激痛と餡子が抜けていく喪失感で、精神が崩れ始め、狂気の笑いを始めた。 「ほら。食器が無いから、手づかみになってしまうが。すまんな」 男は、老人から料理を受け取ると、おずおずと口にそれを運んだ。 本当に饅頭みたいだった。ただ、餡子は歯で押すと、抵抗するかのように、適度に反発してくる。 グミのような。生肉のような。そんな食感。そして、甘い。噛めば噛むほど甘みが広がる。美味しい。 「ゆひひぃ!ばりざのっ!あんこっ!あんこっ!あんこっ!あんこぉぉぉぉぉ!!!」 自分の体の一部が食べられている事により、意識が少し覚めたのだろうか。少し言語能力が回復してきたようだ。 ゆっくりの体は不思議である。自分の体からは離れた、餡子の一部、皮の一部であろうと、刺激を加えると、 無線通信のごとく、彼女達の中枢餡に、確実に傷みを与える。 「たっ!べっ!るっ!なぁぁぁぁぁ!!!ばりざのぉ!だいじなぁ!あんこあんこあんこあんこあんこあんこっ! あんこあんこあんこあんこあんごぉをぉぉぉぉぉ!!!」 老人は目を閉じて、まりさの悲鳴に聞き入っている。 男は黙々と料理を食べる。 「ゆぎぃ!いだいっ!やっべっでっ!かむなぁぁぁぁぁ!!!あんこぉ!あんご……あん……ご……」 少し餡子が柔らかくなった気がした。 「あん……こ……ゆっ……ゆっ……ゆっゆっゆっゆっゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ……」 老人は目を開き、男のほうを見た後、慌てて言った。 「あ、いかん。早く食べ終わらないと……」 「え?」 男がきょとんとしていると、突然餡子が液体状になり、男の服に飛び散った。 いつの間にか、あれほどうるさかったまりさの声が聞こえなくなっていた。 老人はタオルを取り出しながら言った。 「すまんな。言いそびれた。ゆっくりが死ぬと、餡子は力を失って、液状になってしまうんだよ」 老人が男の体を拭こうとしたが、タオルを手に取り、男は自分で拭き始めた。 「それにしても……お前さん、いい笑顔だ」 男は、老人のその言葉で初めて気付いた。自分の唇の端が、限界一杯まで釣り上がっている事を。 数日後。 男の部屋のチャイムが鳴った。 扉を開けると、そこには、ウエディングドレスを着たゆうかにゃんが立っていた。 「あの……あ、あの、お兄さん……ゆうかを、ゆうかを、お兄さんのおよめさんにしてください」 既存作 SS 妊娠過程、食葬、 ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 ふたば系ゆっくりいじめ 24 れいむ死ね ふたば系ゆっくりいじめ 26 役立たず ふたば系ゆっくりいじめ 60 全自動すっきり阻止機 ふたば系ゆっくりいじめ 65 抗議 ふたば系ゆっくりいじめ 80 親離れ ふたば系ゆっくりいじめ 86 ドスの飾りは不名誉の証 ふたば系ゆっくりいじめ 115 DV 絵 ゆっくりSAW、ゆっくりサバイバー、10億分の1のゆっくり 自作SSの挿絵、各種一枚絵 作者:ゲームあき ゲームあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 愛護団体は過激な虐待派よりウザいねー -- 2016-02-24 01 50 10 ↓2 おいこいつ野良猫とか虐待してるんじゃないか?警察に訴えたらなんとかできるか? -- 2014-03-06 05 46 54 ↓お前がどうこう言い訳しても、通用しませんので死ね -- 2014-02-24 00 46 00 動物どうこうって偽善者がすぐ沸くよな、動物が可哀想とか言ってる奴が一番信用ならない 言っている事とやっている事(動物を食べる)が噛み合わないからな、現実見れない奴は死ねば良い ゆっくりに人権か嫌な世界だなこれ、実際居たら可能性として有り得るが・・・ -- 2012-12-15 08 58 31 饅頭で抜くド変態にゆうかにゃんを近づけるわけにはいかんな -- 2012-10-03 00 09 16 いや、そのコメントは愛でられるために生まれてきたゆっくりと虐待されるために生まれてきたゆっくりに対する皮肉だろう その下の「↓別にゆっくりを虐めるのはいい だがな、ゆうかにゃんを虐めるのならば俺がおまえを殺す」 っていうシー・シェパードみたいなダブスタ発言(牛豚は食ってもいいけど鯨は駄目)にかけてるだろうし ゆうかにゃんだろうがなんだろうが虐待して喜ぶ人はいるし、それはれいむやまりさを虐待して喜ぶ人と人としての程度は大して違いはないってことだ -- 2012-08-23 03 23 16 ↓↓食べられる為に生まれてきた物なんて何一つねぇんだよ 俺達はあんたのいう食べられるために生まれてきた奴等のおかげで 生きられてんだよ 人間よりも必死に生きようとしてる奴等がどれだけいると思ってんだ? あなたの考えをねじ曲げる気はないけど、 そういう奴等の気持ちも考えた方がいいと思うよ まあ殺される側からしたらきっとそんなことは どうでもいいんだよ!だったら喰うなとか思ってるかもしれないけど 自分がそういう奴等のおかげで生きられてて、 自分はそういう奴等を殺して生きてるということを認めることは 大事なことだと思うよ 長文すみません (´∀`) -- 2012-05-22 00 31 32 動物の差別はやめろ偽善者 本気でそう思ってるならお前はゆっくり以上の餡湖脳だ シーシェパードはお帰り下さい -- 2012-01-02 05 25 05 豚や牛は食べられるために生まれてきた。だから殺して食べてもいい 鯨や海豚は頭もよく愛らしい。殺して食べるような人間は死ぬべきだ -- 2012-01-01 06 00 48 ↓別にゆっくりを虐めるのはいい だがな、ゆうかにゃんを虐めるのならば俺がおまえを殺す -- 2011-12-26 01 09 02 ↓基本種だろうが稀少種だろうが、ゲスだろうが善良だろうが、ゆっくりは全て平等に虐待するべきっしょ -- 2011-03-09 06 12 19 保護されてるからって図に乗って飼われようとするゲスとやってることは変わらんのになあ。 -- 2011-01-16 08 34 29 よし!!みんな!ゆうかにゃんのかたきうちだーー!! あとまりさは死んでよし -- 2010-10-02 07 22 17 そうか!こいつがあのゲスか! よくも俺の嫁をおおおお! >「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!まりさの夏のしせんひとりじめなすべすべあんよがぁぁぁぁぁ!!!」 まりさ余裕あり過ぎワロタww -- 2010-09-21 03 08 20 こいつはあのクソ野郎か。ようもゆうかにゃんをぉぉぉ!!! -- 2010-08-07 14 20 15
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/1698.html
目次 【時事】ニュース丸井ふたば RSS丸井ふたば 口コミ丸井ふたば 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 丸井ふたば gnewプラグインエラー「丸井ふたば」は見つからないか、接続エラーです。 RSS 丸井ふたば gnewプラグインエラー「丸井ふたば」は見つからないか、接続エラーです。 口コミ 丸井ふたば #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/みつどもえ ★★★★ 登場作品 参考/明坂聡美 ★★★ キャスト 参考/丸井みつば ★★★★ 関連キャラ 参考/丸井ひとは ★★★★ タグ キャラクター 最終更新日時 2013-05-14 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1413.html
年越しまりちゃ村 15KB 小ネタ 現代 乱文 年越しまりちゃ村。 それはまぁぶっちゃければ年末年越し村のパクr、もといインスパイアであり、 本家と同様に生活保護が必要な者に対する一種の簡易宿泊所と言っても良いだろう。 利用できる条件は唯一つ、『まりさ種(子ゆっくりだと尚良し)』だけである。 年末、都内某公園内。 噴水を中心とした広場には幾人かの人間と、多数のまりさで溢れかえっていた。 ここに居るまりさ種は全て『まりちゃ村』の噂を聞きつけてやって来た、筈だ。 その証拠に誰も彼もが汚い身なりに似合わず瞳を輝かせている。 「おかーしゃん、ゆっくちできしょうだにぇ……!」 「ゆゆぅ、そうだねおちびちゃん!」 「ここにくりぇばゆっくちできりゅってみんにゃいっちぇるのじぇ!」 「まりちゃたち、ゆっくちちたいのじぇ!」 「ゆぅぅ……ここ、どこにゃのぉ……?」 母親と嬉しそうに話し合うもの。 姉妹仲良く声を張り上げるもの。 何処からか迷い込んだらしく、完全にこの場所の意味を知らないもの。 千差万別ではあるが彼女たちが期待するところは大きかった。 そうこうしている内に多数のまりさ達の前に一人の青年が立った。 上下とも青い作業服、同じ色の帽子を被ったその顔はニッコリ笑顔。 彼は『まりちゃ村』の計画・立案者であり、まりさ達の年越しを支援する者の内の一人でもある。 以後彼を年越しお兄さんと呼称しよう。 「はい、まりさの皆さん!今日は寒い中、当宿泊施設をご利用になられる事まことに感謝いたします! 早速ですが検査に入らせていただきます!テントまで誘導いたしますのでこちらに列を作ってお並びください!」 『ゆ?』 いきなりの年越しお兄さんの弁に戸惑うまりさ達。 それはそうだろう。検査をするなんて聞いていなかったのだから。 僅かに動揺し始めるまりさの群れを見て、お兄さんは話を続けた。 「安心して下さい!検査といっても大したものではありません!先程この公園内において他種のゆっくりを確認したためです! 当施設はまりさ種の為のもの、他種の方はご利用を断らせていただきます!」 「ゆっ!しょれにゃらあんしんだにぇ、おきゃーしゃん」 「ゆゆ、そうだね」 「まりしゃじゃにゃいのにまりしゃむりゃをちゅかおうだにゃんてじゅるいのじぇ!」 「じゅるいゆっくりはしぇーしゃいしちぇやるのじぇ!」 「にゃにいってりゅの……?」 安心したり他種の誰かに対して怒りを顕にしたりやっぱり理解していなかったり、 多少の差はあるがまりさ達は落ち着きを取り戻す。 そのまま列を作り――体の構造上どうしてもそうなる――押し合いへし合いながら、 ぞろぞろと並び自分の番を待つまりさ達であった。 「はい、それでは検査を行います。 大きく口を開いて下さい」 「ゆあぁーーーん」 テントの中、一匹のまりさが一人の作業員と向かい合っている。 彼を診察お兄さんとしよう。 対するまりさはどう見ても成体。見積もる所40センチオーバーの巨漢(?)であった。 「ちょっと我慢して下さいねー」 「ゆっ……・・・ゆ゛お゛ぇ゛っ」 大きく開いた口の奥に、竹べらをぐっと差し込む診察お兄さん。 当然舌圧子による吐き気が巨まりさを襲う。 だが当然それを許す彼ではない。さらにペンライトを巨まりさの咽喉――正確にはちょっと違う――に押し込む。 吐き気倍率ドン、更に倍。 「ゆ゛お゛っ、お゛ぇ゛っ、お゛、ゅ゛ごっ、ゆ゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「苦しかったら右手上げて下さいねー」 ちなみに巨まりさに四肢と呼べるものは存在しない。 「ゆ゛お゛お゛ぉ゛っ、お゛ごお゛お゛ぉ゛っ、お゛っ、ざざっだあ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 「気のせいですよー……っと。良し」 とどめとして咽頭に竹べらを突き刺して、漸く診察お兄さんは巨まりさを解放した。 崩れ落ちながらゼイゼイと荒い息をつく巨まりさ。 しばらくは怒鳴るような事はなさそうだった。 軽く腕組みをして考え込む診察お兄さん。 そして唐突に一言。 「いけませんねー、あなた。 まりちゃじゃ無いじゃないですか」 「…………ゆ゛?」 これには流石の巨まりさも呆然とした。 意味が分からない。なんか訳分からん検査の後に、非まりさ宣言と来た。 怒りに火が付くのは一瞬も要らなかった。 「な゛にいっでるの゛おぉ!?どおみだっでまりざはま゛りざでじ……ゆ?」 が、その一瞬さえ診察お兄さんには不要。 巨まりさが自慢のお帽子を奪われているのを知ったのは、その行為より5秒後である。 くわ、と見開かれる目。 これからゆっくりが取る行動は決まってひとつ。 「まりざのずでぎなおぼうじざんがああぁぁ!!!がえじでね!!がえじ」 「困るんですよねぇ、こういうの………『まりさ種の帽子を被って誤魔化そう』だなんて」 まりさの言葉に耳を貸さず、そう診察お兄さんは嘯いた。 つばの両端に両手をかける。 そのまま少し引っ張れば、 「がえじで……ゆ゛あ゛あ゛あぁぁぁっ!!!まりざのぼうじざんがあ゛ぁ゛あ゛ぁぁ!!!」 いとも容易く真っ二つになる巨まりさの帽子。 それをまた重ねて四つ、八つ、さらに倍……と引き千切っていくお兄さん。 巨まりさの元に戻った頃には、それはもはや只の布切れでしかなかった。 「じゃ、規則ですんで。 『まりさ種ではないゆっくり』にはお引取り願いますよ」 「どぼっ……どぼじでごんなごどずるぶべらあ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っっ!!!!」 顔面に突き刺さる爪先。 底部が地から離れる。 巨まりさは空を飛んだ。 そのままテントから外に吹っ飛び、どこぞへと転がっていく『まりさで無い何か』と診断を受けたモノ。 両目を上手く潰された彼女に、再び此処まで辿り着くのは難しいだろう。 そこまで確認すると、診察お兄さんは、 「はい、次の方ー」 にっこり笑ってそう言った。 * * * * * * * * * 『年越しまりちゃ村』はゆん種制限有り。 当施設は身寄りの無いまりちゃ=赤ゆっくり~子ゆっくりまでのまりさを対象としています。 成体のまりさは自活して下さい * * * * * * * * * 「はい、このまりちゃさんは大丈夫ですね。 でもそこのは駄目です。お引取り下さい」 「どうちてええぇぇ!!?おかあしゃあああぁぁぁん!!!?」 「ぢびじゃあああああゆべじいいいぃっ!!!」 「あ、貴方達は水上まりちゃですね。 どうぞこちらに。専用の休憩所にご案内します」 「ゆ?」 「よくわかんにゃいけどゆわーい!」 この場所には"まりちゃ"だけしか居なくなった。 『年越しまりちゃ村』が本格的に活動するのはこれからである。 「はい、それではこれから皆さんにテントをお配りしまーす! しっかり組み立てて、立派なお家にして下さーい!」 『ゆぅぅ~~!!』 年越しお兄さんの言葉に色めくまりちゃ達。 テントなるものの事は良く知らないが、どうやらお家を配ってくれるらしい。 ここに居るのは大抵が野良で、その上満足におうちも作れない年齢のまりちゃばかり。 当然家持ちだった者は十に満たず、だからこそ此処にこうして来ているのだが。 「はい、テントですよ。 風に飛ばされないように注意して下さいね」 「ゆぅぅ、ゆっくちありがとうなのじぇ!………ゆ?」 目をキラッキラさせてお兄さんから"おうち"を貰うまりちゃ。 しっかりと口に銜えて、無くさないように努める。 清潔感溢れる白さ。 軽量かつ強度に優れるだろう素材。 このおうちはゆっくりの天敵である水分を決して通す事は無いだろう。 段ボールのおうちにすら劣らない、素晴らしいおうちだとまりちゃは思った。が、 どう見てもただのビニール袋です、本当にありがとうございました。 かくして。 公園の広場に数十のビニール袋が風にはためくという珍妙な光景が誕生した。 「ゆうううぅぅぅ………」 「しゃむいよ……がしゃがしゃうるしゃいうよぅ………」 「にぇむれにゃいのじぇええ!?」 ビニール袋の中に入って、あるいはくるまって眠るまりちゃ達。 当然寒い。五月蝿い。ぬくもりなんぞ期待できるわけが無い。 段ボールのおうちに劣る所しかなかった。 「いやー全く、まりちゃ達が暖かそうで良いことだよ、うん」 「俺らって良いことしてるなー」 「愛で派と言っても全く通用するよな」 ちなみに、お兄さんたちはきちんと立派なテントを張って暖房まで用意していた。 更には厚着、ホッカイロを大量に持参している。 ぬくぬくとテント内からまりちゃ達に向けて生暖かい視線を送るお兄さん達であった。 ちなみのちなみ。 検査の時に水上まりちゃと診断された者は、特別な寝床を用意している。 噴水の上だった。 「ゆううぅぅぅ!おみずしゃんこあいいいいぃぃ!!」 「まりちゃまじゃちにちゃくにゃいいいいぃぃ!!」 ぷーかぷーかと水上に浮かぶ彼女達にとって、周りとは即ち死地である。 勿論検査を受けたといってもアレはデタラメ、水上まりさの真似事をするのも今日が始めてだろう。 気を抜けばすぐさま水の中へと落ちてしまう。 ましてや眠ることなど論外だった。 * * * * * 当施設は携帯式の"おうち"を用意させて頂きます。 軽量、丈夫。扱いやすく、まりちゃにも納得の一品です。 尚、水上まりちゃには専用の休憩所をご用意しております。 * * * * * 「はい、ご飯の時間になりました! 皆さんにご飯を配りますので、列を作って順番にお並びくださーい!」 『ゆゆっ!?ごはん!?』 夕食の時間。 今までがさがさと動くだけだったビニール袋in饅頭達は揃って活気付く。 おうちはアレだったがご飯はきっと良いものが出るに違いないだろう。 そんな思考のもと、まりちゃ達はずりずりと這いよってくる。ビニール袋被ったままで。 新種のまりさつむりみたいだった。 ここに居るのは大抵が野良で、その上狩りも満足に出来ない……似たようなことを既に述べた。 兎に角飯を集りに来たのが大多数なのだ。 そればっかりは譲れぬ、とばかりに期待しまくっている。 「まりちゃね、ちあわせ~になれるごはんむーちゃむーちゃちたいよ!」 「まりしゃも!まりしゃもちあわせ~になりゅ!」 「ゆゆ~ん!!たのちみだにぇ!!」 瞳をキッラキッラさせながらそんな事を話し合っているまりちゃ達。 給仕担当のお兄さん……給仕お兄さんは、そんなまりちゃ達に対して笑顔で配給食を配る。 「はい、お待たせしました! ゆっくり食べて、ゆっくりしていってね!」 「ゅゅ~ん!!おにいしゃん、ありがちょう!!」 配給食を銜えながらポンポンとスキップよろしく跳ねるまりちゃ。 列から外れ、ゆっくりとむーしゃむーしゃできる場所に陣取る。 「いただきまーしゅ!むーちゃむーちゃ、しあ……?」 配給食はスナック袋の中に入っていた。 当然、噛めないし噛んでも味はしなかった。 「どぼちてぇぇぇ!!!?」 「まりちゃのごはんしゃああん!!!ゆっ!おうちしゃあああん!!?」 「むーちゃむーちゃむーちゃむーちゃむーちゃむーちゃむーちゃむーちゃ………」 とりあえず嘆くもの。 嘆きまわった挙句、うっかりビニール袋を風にさらわれるもの。 味がするまで噛み続けようとするもの。 様々だが、誰もしあわせー、とは言わなかった。 「ゆぅっ!?ごはんしゃんのなかからあまあましゃんがでてきちゃよ!!」 偶然一匹のまりちゃが袋を開けることに成功した。 裂けたスナック袋。 そこから覗く暗い茶色。 このまりちゃは知っていた。これはチョコレートさんだ。 「じゅるいじぇ!まりちゃにもしょのあみゃあみゃしゃんよこちゅんだじぇ!!」 「いやだよ!!このあまあましゃんはまりちゃのだもん!!」 他のまりちゃに絡まれかけたが無視する。 目の前にはあまあまさん。 いてもたってもいられず、まりちゃはそのあまあまさんを口いっぱい頬ばった。 「むーちゃ!むーちゃ!むーちゃ!むーちゃ!むーちゃ!」 表面のチョコを舐め上げる。咀嚼する。 一口ごとにまりちゃの餡子に幸せが走った。 短いゆん生、一度も口に出すことの無かったあの言葉を今なら言える。 まりちゃは大きく口を開けて、 「し☆あ☆わ☆sゆげりょおおおっ!!!」 吐いた。 チョコを吐いて餡子を吐いて、ついでに幸せな記憶も吐き戻した。 そのまま昏倒。ゲロの海に沈むまりちゃ。 周囲のまりちゃは思いっきり引いた。 「そういえば給仕お兄さん、まりちゃ達には何をご馳走してあげたんだい?」 「うん、まずまりちゃ達の好みを考えてチョコを思いついたんだ。 後は僕の好みを合わせて……柿ピーチョコレート。妙案だろう?」 「そいつはYESだね、給仕お兄さん!」 お兄さんたちは暖かい鍋を囲みながら談笑していた。 一般にゆっくりは、辛いものが苦手である。 それは成体に成るにつれてある程度緩和されるのだが、まりちゃ=幼年体にまだそれほどの耐性は無い。 時には体内の餡子を吐き尽くして死んでしまう事もある。 柿ピーチョコレートはその点、絶妙なチョイスだと言わざるを得ない。 最初はコーティングされたチョコレートがまりちゃの警戒心を薄れさせ、然る後に本体へと到達。 柿ピー本来のピリリと来る辛さによって、まりちゃは嘔吐を余儀なくされるのである。 辛さも抑えられているので絶命するには至らない。 まさにまりちゃの為に存在しているかのようなお菓子であった。 * * * * * * * * * 食事は清潔第一をモットーに、パックに包装したものをお渡しいたします。 一日の活力はあまあまから。 チョコレートをアクセントにしたスナック菓子でまりちゃ達を飽きさせる事は有りません。 * * * * * * * * * ちなみに、水上まりちゃ達はというと。 「ゆぐっ……ゆぐっ……」 「ごはんしゃん、おにぇがいだきゃらゆっきゅりもどっちぇきちぇぇ………」 「おにゃかちゅいたよおおぉぉ!!ゆえええぇぇぇん!!!」 浮かぶことで手一杯なのに、それ以外のことが出来るはずも無く。 ぷーかぷーかと浮いているスナック袋を相手に、延々と呼びかけていた。 『おかあしゃあああああああん!!!』 『おちびちゃああああああああん!!!』 まりしゃ達は現在、一本の映画を鑑賞していた。 題名は『母を訪ねて3000cm』。 某世界名作劇場のゆっくり版、と言った所だろうか。 これはそのクライマックス、マリチャ=ロッシが捜し求めていた母親と再会するシーンである。 ゆっくりの感性からすれば、この作品は感動モノに類するらしい。 既にちらほらと、というより殆ど全員が泣いている始末である。 お兄さんたちは開始3分で寝た。 『もうはにゃさにゃい……おかあしゃん、おかあしゃん!』 『おちびちゃん、がんばったんだね……』 涙ながらに語らうロッシ母子。 今までの分を埋め合わせるかのように子が親に甘え、親が子に対してすーりすーりをする。 どう見ても幸せ以外には見えないだろう。 そんな中、ある一匹のまりちゃがいた。 先の検査で親まりさから引き離された者である。 一滴の涙も流さず、まりちゃは、 「おかあしゃん……まりちゃにもいたのに………」 と、暗く呟いた。 途端に現実に戻されるまりちゃ達。 感動の涙は一瞬で枯れ、別ベクトルの涙が溢れ出てくる。 嗚咽は慟哭へと変わり、最早目の前の映画は嫌がらせ以外の何ものでもない。 「おがーちゃ……どぼぢて……」 「にゃんでまりちゃにはおかあしゃんいにゃいのおおぉぉぉ!!?」 「ゆ゛え゛え゛え゛えぇ゛ぇぇ゛ん!!!」 「おがああああぢゃあああああん!!!」 ここにいるまりちゃ達は全員親無しである。 仮にいたとしても、そんなものは最初の検査で亡き者にした。 そこに親子愛を云々する映画とか見せられたらまぁアレだろう。 丁度映画はスタッフロールが流れ出した。 まりちゃ達も涙が流れ出した。 「……ん……ふあぁ………ん? あ、終わった? イイハナシダッタナー」 「よし次の映画なんにしよう。『フランダースのまりちゃ』にしようか」 『フランダースのまりちゃ』とは、孤児のまりちゃが何一つ良いことなく無駄に死んでいく物語である。 インスパイア元より無駄に辛辣だと評判だった。 * * * * * * * 当施設では、娯楽の提供も怠りません。 日に2本の映画を上映し、まりちゃ達のレクリエーションを行う予定です。 * * * * * * * 「もっぢょ……ゆっぎゅり……」 「まりちゃああああああ!!」 水上まりちゃの内一匹は、文字通り涙に溺れてその命を散らしていた。 おおよそこんな感じで『年越しまりちゃ村』は運営されている。 少なくとも此処では外敵に襲われる心配はない。 その代わりちょっと飢えたり寒かったり他ゆの幸せをまざまざと見せ付けられたりはするが。 何、命に比べればそんなものは水素より軽いのだ。問題ない。 尚、『年越しまりちゃ村』はその年の12月31日23時59分まで有効である。 裏を返すと新年に入った瞬間から彼女たちは公園から叩き出されるのだが些細なことである。 年越しは成功しているのだ、看板に偽りはない。 「ヒャッハー!まりちゃは消毒だー!」 「どうちてぇぇぇぇ!!?」 「ゆんやああぁぁぁ!!!」 新年初ヒャッハーも当施設の名物である。 まりちゃ達のお帽子を使ったどんど焼きなども開催されるので、興味がある方は是非寄って欲しい。 余談。 近年、活動が功を奏してか飼いゆっくりのまりちゃちゃんを預ける人が現れ始めている。 飼いまりちゃちゃんも涙を流してまりちゃ村の生活をエンジョイしてくれた。 新年を迎えても飼い主が現れなかったりするが、それはおそらく気のせいだろう。 何にしてもまりちゃ村が世間に認められ始めたと、自負する所である。 「………だそうだ、まりさ。 という訳でお前の子供『まりちゃ村』に送っていい?」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおお!!!?」 おわり * * * * * 頑張って書いてみようと思ったけどやはり山無し落ち無し意味無しのgdgdになった。 反省している。 byテンタクルあき 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 2 散歩した春の日に ふたば系ゆっくりいじめ 3 ちょっと鴉が多い街のお話 ふたば系ゆっくりいじめ 22 伝説の超餡子戦士 ふたば系ゆっくりいじめ 38 とある野良ゆっくり達の話 ふたば系ゆっくりいじめ 46 散歩した5月の日に ふたば系ゆっくりいじめ 48 ゆうかにゃんと色々してみよう! ふたば系ゆっくりいじめ 128 れいむとまりさがだーい好き!! ふたば系ゆっくりいじめ 136 つむりはとってもゆっくりできるんだよ! ふたば系ゆっくりいじめ 324 散歩した秋の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 372 新世代清掃工場 ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの? ふたば系ゆっくりいじめ 386 最終地獄 ふたば系ゆっくりいじめ 635 散歩した冬の日に ふたば系ゆっくりいじめ 645 捨てゆっくりin 冬 ふたば系ゆっくりいじめ 648 ゆき合戦 テンタクルあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 中途半端 -- 2013-07-19 12 36 20 年を越したあとも幸せなまりちゃは居ないんだね よかったよかった -- 2011-08-17 19 21 31 わざわざ年末の年越しにクソ寒い公園でテント張って まりちゃを一生懸命虐めてるお兄さん達を想像すると笑えるww でも一回くらいなら参加してみたいかもw -- 2011-06-11 06 30 18 ↓↓成体は最初から駆除対象として集められたのでは? 最初でかいまりさが殺られてたし。 -- 2011-01-04 18 43 46 コメントが素なのかどうかわからんから言うけど 最後の部分見ればこれ最初から虐待目的なのわかるだろw -- 2010-12-13 17 02 51 ・利用できる条件は唯一つ、『まりさ種(子ゆっくりだと尚良し)』だけである。 ↑ ↓ ・当施設は身寄りの無いまりちゃ=赤ゆっくり~子ゆっくりまでのまりさを対象としています。成体のまりさは自活して下さい。 あれ、矛盾してない? -- 2010-11-05 21 09 26 年越しまりちゃ村運営者は天然お兄さんの同類かw -- 2010-11-05 21 00 34 餡子脳のお兄さん達にゆっくりできない… -- 2010-10-24 17 07 39 「まりちゃ」って文字列だけでストレスがマッハ 「れいみゅ」の10倍はイラッとするよね! -- 2010-09-15 04 23 19 なんか実際のにんげんさん達の行政も実のところこんなカンジなのかもね。本人達はよくやってるつもりでも本当はクソの役にもたってないってゆー・・・。 -- 2010-08-01 15 12 14 そんなこと言ったら「年末にこんなめんどくさくて意義に乏しい虐待を嬉々としてやってるいじめSS」を 読みに来てる俺たちっていったい……ってなるからやめましょうぜ…… -- 2010-07-26 20 48 05 一番下の人が馬鹿すぎてゆっくりできない・・・ 年末にこんなめんどくさくて意義に乏しい虐待を嬉々としてやってる連中に知性なんか期待できないだろ -- 2010-07-26 15 04 55 だとしても、お兄さんたちの言動にもう少し知性が欲しい。 -- 2010-07-07 07 32 36 虐待目的でまりちゃを集めてるのがわからないアホがいてゆっくりできない… -- 2010-03-31 22 12 08 お兄さん達が馬鹿すぎてゆっくりできない・・・ -- 2010-03-24 15 29 27
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2597.html
どこまでもどこまでも 11KB 愛で おそら ハード愛で注意 儚いあきリスペクト 二行作 【はじめに】 今回はハード愛でです。虐待目的の方が読むと非ゆっくち症を患う恐れがあります。 スイカに塩をかければ甘味が増すように、餡小話のいちスパイスとしてお目こぼし下さい。 なおかつ思いつくさま文を進めた結果、主ゆん公が幸運の星の下に生まれいむとなりました。 れいむアレルギーの方は医師の審査の下、用法用量を守って閲覧して頂きますようお願い申し上げます。 そして今作は儚いあきさんリスペクトです。儚いあきさんスレの1270500406263.pngが元ネタです。 『「挿絵を描いてもらえるかも」というわくわく感は絵描きには無い ぱるぱる』とのことなので、ついつい書いてみました。 【本編】 物好きな行為であった。 男はそこら辺の子れいむを捕まえると、頭頂部の地肌と紐を接着剤でくっ付けた。紐の先には小さいながらもよく浮かぶ風船がそよいでいる。 人間の大きな手が饅頭付きの風船を手ばなすと、青い青い空の彼方へと、小さなれいむは飛ばされていった。 このれいむが、生きて地上に下りることは2度とないだろう。 『どこまでもどこまでも』 (作・二行) つい先ほどまでゆっくりと遊んでいた野原さんも、大好きなおとーさんもおかーさんも、おともだちも、あっという間に小さくなって消えていった。 分けが分からないほど故郷は遠ざかり、代わりにゾッとするほど真っ青な世界が子れいむを包む。 おそらをとんでるみたーい、なんて長閑な感想は漏れなかった。ただぽろぽろと涙が流れてはお空に消えていく。 成す術なしとはこのことだろう。風船の浮力に縛られたれいむは、ただ風に吹かれてさまようしかない。あとは泣くか喚くか現実逃避するかだ。 しかし、それさえもミニ饅頭には許されないようだ。 眼前に鳥の群れが迫る。何の種であるかなんて、ゆっくりが知るはずもない。とにかくまともにぶち当たれば、即死か撃墜は確実である。 れいむはどうしたか。読者諸氏の予想通り、ゆっくりは威嚇の意を込めて膨らんだ。謙虚なまでに細やかな、子ゆっくりのぷくー。 鳥の目は鋭いが、人間ほど鮮明に認識できるわけではない。恐らく彼らの目には風船と膨れいむがあいまって、大目玉のような異形に見えたのだ。 だから鳥の群れは方向を変え、いずこともなく過ぎ去ってしまった。 子ゆっくりは、ほっと一息。口から空気を抜き、頬を緩めて元の喋る饅頭に戻る。 甲高い一声が響いた。群れから外れた一羽が、哀れなれいむ目掛けて突っ込んでくる。 余程食い意地が張っていたのか、迷子のゆっくりが気付いた時には、鳥は口ばしをこれでもかと開いてあんよに食い付こうとしていた。 ぷりん、と子れいむが尻を振る。マヌケだが極限の回避動作だ。それがまたもや功を奏したといったら、今読んでいるあなたはきっと怒り出すだろう。 しかし、敢えてそれを恐れずに続きを書こう。れいむは太陽を背にしていた。ハンターは逆光線の中に飛び込む。その性急さが脆弱な生き物を救った。 美味そうな尻の向こうから陽光が容赦なく噴出し、鳥の目を眩ませる。餌を捕らえようとする口ばしが僅かに逸れ、風を巻き起こした。 れいむの体が回った。まるでベビーベッドの上で赤子をあやすおもちゃのように。子ゆの頬にふかふかとしたものが触ったので、思わず噛んで感触を確かめる。 むーしゃむーしゃしようとしたが、おいしくなさそうだった。 子れいむが我に帰ると、目の前は茶色い毛でいっぱい。ゆっくりは、さっきまで自分を食おうとしていた鳥の背中にいる。無意識に噛み締めた背中の毛が手綱の用を果たしていた。 当然ながら、鳥は異物を振りほどこうとジタバタと宙を舞う。急降下すれば、紅饅頭がゆーと鳴く。急上昇すれば、馬鹿饅頭がやーと鳴く。 それでもれいむは剥がれなかった。遂に前後を見失ったのか、鳥とゆっくりは雲の中に突っ込んでしまった。 灰色の雲に包まれれば、視界はほとんど奪われる。生首にしがみ付かれたままの獣。飛んでも飛んでも、どこまでも続く霧の世界。 鳥は目と耳と、どちらが優れているのか。少なくとも、この時は視覚だけでなく聴覚も疎かになっていたのだろう。 灰色の壁の向こうから、セスナが唐突に飛び出してきた。鉄の羽と毛の羽は、ほぼ真正面。先刻は獲物に避けられた獣が、今度は必死に避ける番となった。 鳥が旋回し、セスナの翼を辛うじて回避した。その時、れいむの髪の毛と鉄が微かに触れた。 それは子ゆっくりにとって、おみずさんよりも、きたかぜさんよりも、ずっとずっと冷たいものだった。 風船が割れる。 冷たい衝撃によって、口を離してしまったのだろう。れいむの体は鳥の背中ではなく、セスナの翼に移っていた。 小さい饅頭が仰向けのまま運ばれていく。離れないのは、冷気で凍り付き癒着してしまっているせいだ。 鉄の鳥の体にも氷がまとわり付く。着氷は飛行機に取って命取り。賢いセスナ乗りはこんな場所を飛んだりはしない。 人間よりも先に、れいむの生命が凍り始める。まるで氷の精が1枚1枚張り付けていくかのように、氷が子ゆっくりを覆っていく。 最早苦痛も恐怖も感じなかった。子れいむは静かに目蓋を閉じ、安らかな眠りに付いた。 滑走路と呼ぶには、いかにも貧しい一本道。それに相応しい程度のセスナが、静かに着陸した。 それを認めた白髪の男が、慌てて近寄る。 「おいハンク! 生きてるか!」 鉄の鳥には扉がある。その向こうから荒々しい衝撃が1回、2回。3回目にようやく戸が開き、中から若い男が落ちてきた。 「やあじいさん、ただいま」 「何がただいまだ! こんな天気に飛ぶヤツがあるか!」 「こんなに早く崩れるなんて、知らなかったんだよ」 「あーあー、こんなに氷付けにしちまいやがって。長いこと生きてるが、ここまで冷凍されたセスナを見るのは初めてだ」 「こいつは新鮮だ」 老人が年不相応の脚力で、ハンクの尻を蹴飛ばす。 男は臀部を押さえながら、大げさにセスナの周りを跳ね回ってみせた。 「ハンク、お前はどうしようもない馬鹿だがツイてるな。ここまで着氷しちまったら、普通は墜落するぞ」 「・・・そのようだな。これを見てみろよ、じいさん」 ハンクはセスナの翼に顔を寄せ、何かをじっと見つめている。 奇妙な仕草に引かれ、老人も若者が見ているものに近付き、視線を向ける。 「こいつは・・・」 「幸運の女神様だ」 鉄の羽に、まるでペイントでも施したように小さな顔が張り付いている。 それは風船に飛ばされ、鳥にしがみ付き、セスナに捕らわれたあの子れいむであった。 しばしの時が流れる。 その日、ハンクは殺風景な場所に来ていた。四角いソファーだけが置かれた白い部屋だ。 天井の隅から目を光らせている監視カメラとにらめっこに興じていると、ようやく待合室の中に旧友が姿を見せた。 「悪い、待たせた」 「仕方ないさ、ベアード。もうすぐ出発だからな」 ハンクとベアードは並んで腰を掛ける。 ベアードは赤みがかった髪を短く揃えていて、相変わらずハンクよりも背が高かった。 「随分刈り込んでるんだな」 「当たり前だ。長髪で任務に望む馬鹿がいるか」 「思ったよりイラついているな」 「・・・今まで2回失敗してるからな。今度またそうなれば、どうなるか」 「今日はいいものを持ってきたんだ」 そう言って、ハンクは足元の青い箱を指差した。 彼の友人は、それを見て溜め息を付く。 「ここは本来、何もかも持込禁止のはずなんだがなあ」 「ああ、説得がえらい手間だった」 「そうまでして、何をくれるんだ、ハンク?」 背の低い男が箱を差し出す。長身の赤髪がそれを受け取り、蓋を外した。 中からは白い煙とひんやりした空気。ドライアイスのようだ。 発泡スチロールの箱の中にいたのは、あの子れいむだった。紅い饅頭入りの氷がドライアイスと緩衝材に包まれている。 「これか、前に言っていた幸運の女神様っていうのは」 「ああ、こいつのおかげで墜落を防げたんだからな」 しげしげとベアードが箱の中のゆっくりを眺める。 アメリカでは、この饅頭はまだ珍しいものではある。 「この生首が張り付いていたせいで、セスナが氷付けになったという解釈はできないのか」 「それがなベアード。もう1ついいことがあったんだ」 「なんだ、沈没にでも遭遇したか」 「違うな、生まれて初めてスクラッチくじが当たった」 「そうか、おごれよ」 「もう無いんだ。カミさんに指輪を買わされた」 笑い声が自然に起こる。馬鹿話や笑顔のタイミングは、学生時代と何ら変わらない。 「まあそういうわけで、こいつの幸運を使い果たす前にお前に渡しておこうと」 「持ち込めるかな」 「あっちに持ってくつもりかよ。ここの部屋にでも、飾ってもらおうと思ってたんだがな」 「それじゃ、ご加護が薄くなるだろう?」 彼は本気で、そうするのだろう。 ハンクは友人の昔通りの一面を見て、またちょっと嬉しくなった。 1匹のゆっくりが地上から離れて、さらにハンクとベアードが再会して、どれくらいの時がたったのだろう。 あの子れいむが、眼を静かに開ける。それはふわふわとしたものの中で、またもや宙に浮いていた。 ゆっくりは自分が、じっとりと濡れているような気がした。しかし周りの柔らかいものから撫でられる度に、不快さが消えて心地良くなってくる。 久しぶりに、思いっきりのーびのーびしたい衝動が湧き起こる。考えなしの生物の常で、れいむはそれに身を任せた。 「ゆーっ! ゆゆゆ?」 子れいむのあんよがふわふわさんを跳ね飛ばすと、そのまま紅饅頭は虚空を飛んでいた。 もみあげさんが、感情に合わせてぴこぴこと動く。いつまでたってもあんよは地に付かない。 「ゆ? ここは、ゆんごく?」 「違うよ、れいむ」 空舞う生首の前に、人間の大きな顔が現れた。赤い髪の優しそうなおにーさん。 彼はお飾りみたいに派手な色の服を着て、れいむと同じようにぷかぷかと浮いていた。 「ここは宇宙ステーションの居住区。まだ、建設自体は途中なんだけどね」 「ゆちゅー、すてーしょん? きょじゅーゆ?」 「まあ、お空に浮かんでいる大きなおうちさ。ほら、見てごらん」 人間の大きな手の平が、れいむを運んでいく。あの日れいむを大空へ連れ去ったものよりも大きくて、暖かい手。 行き着いた先は丸い窓だった。黒い宇宙の中に、大きく輝く青い球体が緩やかに回っている。 「ゆゆーん! ゆっくりした、きらきらさん! あれなに、おにーさん」 「地球だよ。僕やれいむが住んでいた星」 「ゆ? れいむのおうちは、のはらさんは、どこ?」 「あの辺りかな?」 大陸の真ん中を、ベアードは指差した。 「さっぱりわかんないよ。れいむは、おそらをとんでいたんだよ。そして、とりさんから、おっきなとりさんに、それから」 「落ち着いて。君は、氷の中で眠っていたんだよ」 「ゆ? すーやすーやしていたの?」 「うん。それで、起こしてみろって偉い人から言われてね。起こしちゃったんだ」 子れいむがさっきまでいた場所に、白いバスタオルが浮いている。 氷付けの饅頭を温め、水気を拭き取り、蘇生させた記念すべきゆっくりプレイスだ。 「起こして、悪かったかな?」 「ゆゆん、そんなことないよ! れいむ、おそらにひとりぼっちでさびしかったから、おにーさんとあえて、うれしーよ!」 「僕もそうだよ、れいむ」 建設中の宇宙ステーションに、ベアードは1人きりだった。本来はいるはずの同僚が、病気で地球に帰ってしまったためだ。 しかし今からは、役立たずだが素直そうな喋る生き物がルームメイトになる。 「さあれいむ、この箱に入って。これ以上君が飛んでかないようにね」 赤髪の男が透明な箱を差し出すと、れいむも素直に身を潜らせた。 これで、ゆっくりのうっかりで機器等が壊れる心配もない。 「おにーさん、れいむ、もうどこにもいかなくていいんだね」 「そうだよ。ずっと一緒だ」 れいむは嬉しそうに、透明な壁の中で体をのーびのーびさせた。 ベアードも、何故かこのゆっくりと話す時は優しい口調になっている。 きっと、彼らは上手くやっていけることだろう。 このれいむが、再び地上に下りることは2度とないだろう。 宇宙ステーションというおうちの中で、これからは人間さんと共に生きていくのだ。 地上に生きるもの達が見上げる夜空の向こう。れいむは今日も飛び続けている。 (終) 元ネタ絵 by儚いあき 挿絵 by儚いあき 【過去作】 ※単発物近作 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 1124 おひさまさんをつかんでしまった ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 1198 プレミアムゆン ~餡子~ ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※世話品市のカオスな面々 やる気さん生えてきてね! ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※ほんの少し未来の話 nue082 「現実には起こりえない話」 ふたば系ゆっくりいじめ 1146 ゆっくりしていただけの群れ ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあきに、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 紐くっつけてる一点だけ引っ張られると、スライムみたいになりそうだけどなー -- 2014-03-12 01 44 51 SF読んでいるような壮大さw -- 2012-04-10 00 48 07 壮大すぎww -- 2010-07-25 01 08 01 奇妙なシチュエーション設定がさすが -- 2010-06-22 15 15 11
https://w.atwiki.jp/wiki1_test/pages/4256.html
ふたば自治運動とは画像掲示板「ふたばちゃんねる」 チャット化、無駄スレなどをなくし楽しく利用できる掲示板に するための制度である 今日は - 回もお客さんがきますた 昨日はびっくり - 回お客さんがきますた 全部でいち、にい、さん、 - 回もきてくれますた @活動内容@ @迷惑行為とは@ @よくある質問@? @実施@ @関連スレッド@? @リンク@? 質問、コメントあれば気軽にどうぞどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2571.html
喧嘩 14KB 虐待-いじめ 愛で ギャグ 小ネタ 悲劇 希少種 現代 愛護人間 人間がかわいそうな目にあいます。虐待描写あまりなし ・虐待と言うより愛で ・希少種とのいちゃいちゃ描写あり。嫌な人はわかってねー ・人間が酷い目に合います ・ギャグです どこにでもある一軒家の夜。 そこでは今まさに喧嘩が行われていた。 「お兄さんといっぱいちゅっちゅしていいのはてんこなの!!」 金バッジの胴つきてんこと 「ゲラ!!ゲラ!!(ちがうよ!!いっぱいちゅっちゅしていいのはれいせん!!)」 同じく金バッジの胴つきうどんげだった。 この二匹は同じ頃に家の主であるお兄さんに飼われ、二匹とも仲良く過ごしていた。 だが、二人とも飼い主であるお兄さんが大好きだった。 二人とも寂しがりやで愛を欲しいがためにお兄さんの気を必死に引こうと意地の張り合いをやっていた。 だが今日、その二人のボルテージがマックスになったのだ。 「こうなったらどっちがお兄さんにたくさんちゅっちゅしてもらえるか勝負だよ!!」 「ゲラ!!ゲラ!!(望む所だよ!!)」 こうしてお兄さんのゆっくり出来ない一日が始まった。 喧嘩 お兄さんは毎朝7時に起きる。 どっかの漫画でも言われていたことだが、いつも同じ時刻に起きれば習慣づいて必ずこの時間帯に 起きれるようになるからだ。 「んっん~~~~~~!!」 7時になると同時に目を覚まし、布団の中で背筋を伸ばし眠気をとろうとする。 今日は久しぶりの休みだから、どう過ごそうかなぁと考えているとドアをトントン叩く音が聞こえた。 あの叩き方は…てんこだな? 「てんこか?入っていいよ」 そういうとてんこがドアを勢いよく開け、俺の上に飛びかかってきた。 てんこの頭が俺の息子に直撃して今までの眠気が嘘のように吹き飛んだ。 「~~~~~~~!!…どうしたんだいてんこ」 「…おはようのちゅっちゅ」 「ん?」 「おはようのちゅっちゅをしに来たの」 はい?なんでまた?俺は悩んだが、今まで仕事が忙しくてなかなかてんこに構ってあげられなかったから 寂しかったんだろうなぁと思い、てんこを抱えた 「お兄さん…」 「全くいつまでたっても赤ちゃんだなぁ、お前は」 そう呟きながらおれはてんこの唇を見た。 てんこの唇は薄く赤色ではあるがとても小さい形をしており、非常に魅力的な唇をしていた 俺はゆっくりとてんこの唇に重ねようとしたその時!! 「げら!!(そうはさせるか!!)」 「んん!?」 布団の中に何時の間にか潜んでいたうどんげが俺の唇を奪った。 月見だんごのような味がした。 「ぶわ!!うどんげ、お前何時の間に!!」 「ゲラゲラ!!ゲラゲラ!!(お兄さんの一日のファーストちゅっちゅを奪ったよ!!)」 「ぬぐぅぅぅぅぅぅ!!うどんげぇぇぇぇぇ!!お兄さんと一緒に寝てるなんて反則だよ!!」 「ゲラゲラ!!(ふんだ!!ルールなんて決めてないでしょうが!!)」 「こうなったらてんこはこうするよ!!」 そう言い張るとてんこは俺の唇に唇を重ねてきた。 だがただのちゅっちゅではない、でぃーぷちゅっちゅだった。 俺の口の中にてんこの舌が入って俺の舌と絡み合ってきた。 ああ…桃の味がする…俺はそう思いながらてんこと一分程熱いちゅっちゅをした 「ゲラゲラ!!(でぃーぷちゅっちゅなんて反則だよ!!)」 「ふんだ!!うどんげだってお兄さんと一緒に寝ていたんだからお互いさまだよ!!」 「げらぁぁぁぁぁぁ!!げら!!(うぅぅぅぅぅ!!次にいくよ!!)」 「望む所だよ!!」 そういうと二人は走って部屋を出て行ってしまった。 あいつらは一体何がしたかったんだ?俺はそう思いながらベッドに腰かけたが良い何も思いつかず 仕方なしにそのまま着替える事にした。 下に降りるとそこは戦場になっていた。 「ゆごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 「げらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!いだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!」」 何この状況?俺はそう思った。 俺の飼っている胴つきのてんことうどんげが何か料理をしているようだった。 てんこはM体質なのか慣れているのか火を使ってどこからか拾ってきたゆっくりれいむを フライパンで焼いていた。 しかも全体が焼けるようにコロコロ転がしていやがる。 一方のうどんげは包丁を使ってゆっくりまりさを切っていた。 ほぼ同じ均一にしながら足から少しずつ切っていた。 朝からこんな悲鳴が聞けるなんて最悪だ…後、なんかいやな予感がする…。 「お兄さん!!てんこの愛がこもったお料理さんができたよ!!」 「ゲラゲラ!!(うどんげの匠なごはんさんを食べてね!!)」 そう考えている内に調理が完了したようだ。 てんこの料理は油を一切使わずにれいむをフライパンであぶったものです。 その焼き加減はもう加減なんか知った事じゃと言わんばかりの色でした。 もうね、炭です、はい。ほんと炭です、はい。 「ゆ…ゆ…ゆ…」 おお、こんな状態でもまだ生きています。 おそらく中には水分が飛びきってぱさぱさな餡子が詰まっているんでしょう。 一方のうどんげはきれいに切られていますね、はい。 ですが上に何か振りかけられています。これは…草でしょうか? いわゆる雑草というやつです。本人は薬味のつもりでふりかけているんでしょう、体に良いよという 顔をしています。 「えっと、これはちょっと…」 俺は食ったら腹を壊しそうだと考えた。だが、恐ろしい悪魔がそれを許してくれなかった。 「…たべてくれないの?」 「げらげら…?」 う、頼む、そんな顔で俺を見ないでくれ。ああ!!半泣きにならないでくれよ!!俺が辛いって!! く、なんてことだ!!こいつら悪魔だ!!こんな顔をして俺に『食べて』と視線を 飛ばしてきやがる。やっぱりかわいい奴はみんな悪魔なんだ!! 俺をギロチン台に誘ってやがる!!くそ、動け。逃げないと死ぬぞ。 ああだめだ、そんな顔で俺をみるなぁぁぁぁぁ!!みないでくれぇぇぇぇぇ!! だき!! だき!! 「ん?」 てんことうどんげが抱きついてきた。 今にも泣きそうな顔で俺の方を向いてきた。 「食べてくれないの?…てんこの事が嫌いになっちゃったの?」 「げらげら…(嫌いにならないで、お兄さん…)」 30分後… 「神よこの俺に救いをぉぉぉぉぉぉぉぉ!!体内に潜む悪魔をはらってくださいぃぃぃぃ!!」 「ごべんなざいおにいざぁぁぁぁぁぁん!!じなないでぇぇぇぇぇぇ!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!(だれかお兄さんを助けてあげてぇぇぇぇぇ!!)」 こうして俺は30分程体の中に潜む悪魔と戦う羽目になった。 悪魔との戦いに打ち勝った俺は体力を回復するべく部屋で寝ることにした。 家の飼いゆっくり達には「寝かせてくれ」と言っておいた。 せっかくの休日だから一緒に遊べると思った二人はすごく泣きそうな顔をしていた。 「うん…わか…グスン…わかってるよ…グスングスン…げんきになったら…グスン…遊んでね…」 「ゲラ…グスングスン…ゲラ…」 先ほどの罪悪感もあってか二匹はおとなしく言うことを聞いてくれた。 がそんな思いは1時間後に裏切られた。 トントン!! 「ん?だれだい?」 「お兄さん…てんこだよ…」 「てんこ…わるいが今遊んであげられる状態じゃ…」 「わかってるよ…だからお兄さんはてんこが元気にしてあげるね!!」 バタン!! ドアが勢いよく開けられた。 そこに入ってきたのは以前買ってあげた子供用のナースの仮装服をきたてんこだった。 袖の長さは短く、足の丈も太ももが隠れるか隠れないか微妙な長さのナース服だった。 いろんな意味で眼福だった。 そうここまでは… 「お兄さんのためにてんこが体に良いお薬さんを作ってきたよ!!」 そう言っててんこがその手に持っていたのは注射器だった。中には何か黒い物が詰まっていた。 「…てんこさん?…そのやたらと黒いのは?」 「これ?その辺に歩いていた野良の中枢餡さんを詰めたものだよ!! 知り合いの物知りなぱちゅりーがこれは特効薬だと言っていたから効果てきめんだよ!! さあ、あにゃるさんを出してね!!」 うおぉぉぉぉぉい!!ちょっと前に家の庭に住みついていたそのぱちゅりーは1週間前に ゆっくりコロリを食って死んだ奴だぞ!! そんなやつの言うことなんぞきくなよぉぉぉ!! 「ゆぅぅぅぅ!!しょうがないね!!てんこがぬ~ぎぬ~ぎさせてあげるね!!」 おいだから話を…ってコラ!!ズボンにお手てをかけないでね!! あぁぁぁぁ、ベルトに体重をかけないでぇぇぇぇ!!ぶらんぶらんしないでぇぇぇぇ!! いやぁぁぁぁ!!パンツごとやらないでぇぇぇぇ…あ 「お兄さんのりっぱな像さんばんざぁい!!」 …いやぁぁぁぁぁ!!もうお婿にいけないぃぃぃぃぃ!! がし!! 「はい動かないでね!!すぐに済むからね!!」 いやだぁぁぁぁぁぁぁ!!そんなぶっとい物をお兄さんのお尻にあぁぁぁぁぁぁぁ!! この時の事をお兄さんはつぶさにこう語ったという。 「最初は気持ち悪かったけど、だんだん未知の温かさと命の胎動を感じてきて、 お腹とお尻の辺りにまるで赤ちゃんが出来たような感触が味わえた」と悟りを開いたかのような顔でいった。 一時間後… コンコン… 「ひぃぃぃぃぃぃ!!お注射はいやぁぁぁぁぁ!!」 「ゲラゲラ!!(違うよ!!れいせんだよ!!)」 「げら?…ああうどんげか。どうしたんだい、お兄さんとしては横になりたいんだけど…」 ガチャ!! 「ゲラゲラ!!(お腹のお調子はどう?お薬を作ってきたよ!!)」 控えめな感じでドアが開けられた。 そこにはアニメ「ああえーりん先生」の主人公えーりん先生の衣装をきたうどんげが入ってきた。 あの衣装はうどんげがやたらと欲しがっていた服で、お家に来た一周年の日にプレゼントしたものだ。 少し衣装がブカブカで意味奇抜な衣装を着てはいるが逆にアンバランスなかわいい顔を強調していた。 「ゲラゲラ!!(このお薬を飲んだらすぐに良くなるよ!!)」 そういってうどんげが取り出したお薬は緑色をしたお薬だった。 ぱっと見からすれば大丈夫なお薬に見えた。 これなら大丈夫かと思ったお尻の痛みと不快さで苦しむ顔を無理やり笑顔に変え、 お薬が入った器を受け取った。 その時であった ピチャ…ジュゥゥゥゥゥゥゥウゥ… 器をきちんと受け取れなかったせいか液体が1液ベッドに落ちた。 落ちた所から明らかになにかおかしい音を立てながらベッドに穴が開いた。 半径10cmは穴が空いてた だらだらだらだら… 俺は汗をたくさん出しながらゆっくりとうどんげの方を向いた。 うどんげは笑顔で薬を差し出すだけだった。 俺は覚悟を決めるしかなかった…。 気が付くとお兄さんはお花畑にいた。 一面に広がる花畑の横には小さな小川が流れていた。 ここはどこだろう?さっきまでうどんげの薬をたしか… そう考えていると声が聞こえた。川の反対側からだ。 声のする方向を向くと、そこには死んだはずの俺の大切なパートナーだったゆっくりふらんとれみりゃの 姉妹が手を振っていた。だがその声はあまりゆっくりしていなかった。 「うーおにいさぁぁぁぁん!!まだこっちにきたらいけないんだどぉぉぉ!!」 「こっちにきちゃだめぇぇぇぇ!!」 何を言っているんだろうと思った俺は声のする方向へ一歩歩いた。 すると足元から急に光が満ち、俺を引きずりこんだ。 「うわ!!」 俺は足掻こうとしたが碌に足掻く暇もなく引きずりこまれた… 「は!!」 気がつくと俺はベッドに横たわっていた。 さっきまでそばにいたうどんげはいなくなっており、時間を見ると30分程意識を失っていたようだ。 さっきのはなんだったんだろうと考えたが昔可愛がっていたふらんとれみりゃを久しぶりに 思い出すことができて良かったと思う。 だがなんだか体がさらにしんどくなってきた…もうちょっと寝ていようか… 一方下のフロアでは… 「お兄さんお元気になったかな?」 「ゲラ!!(元気になったよ!!間違いないよ!!)」 二人がお兄さんの事で話し合っていた。 お兄さんがお腹を壊したりしてゆっくりできなくなっている事に罪悪感を感じ、二人で あれこれやってお兄さんの治療を行い、互いにそのせいかを確認しあった。 てんこは「おにいさんにお注射したらお兄さん、なんかどこか遠い所を見ていたから きっと!!腹痛さんが治っちゃったよ」 れいせんは「ゲラゲラ!!ゲラゲラ!!(お兄さんにえーりん先生が作っていたお薬を 作ってあげたらお兄さんその場で倒れちゃった。きっと眠りたかったんだね!! どこか遠い所に旅立ったお顔ですーやすーやしていたよ!!)」 二人は自分の行った事の成果を笑いながら話し合っていた。 「うどんげ」 「ゲラ?」 てんこがうどんげに話しかけた。結構真面目な顔をしていた 「考えてみればお兄さんは独り占めしたらッメ!!だよね…」 「ゲラゲラ…(そうだね…)」 「お兄さんはてんこ達のお兄さんなのにね」 「ゲラゲラ(そうだよね、てんことれいせんのお兄さんだよね)」 「だから…ゆ!!」 てんこが手を差し出した。 うどんげは何だろうと思ったが、てんこの口が開いた。 「仲直り、また一緒にゆっくりしよう」 「ゲラ!!」 うどんげは元気良く応じ、てんこの手を握った。 二人は笑顔で互いを笑いあった。 「そうときまればお兄さんの所に行こう!!」 「ゲラ!!」 二人は勢い良く走りだした。 「うう、また腹が…」 俺はまた寝ようとしたが急な腹痛に起こされ、トイレに行こうと部屋から出てきた。 ちくしょう、まだ俺の体の中に悪魔が潜んでいやがったのか… そう思いながらトイレに向かう途中の階段から声が聞こえてきた。 「おにいさぁぁぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!」 てんことうどんげが勢いよく階段をのぼってきたのだ。 「ああお前たちか…すまないが俺はいまか」 「お元気になったんだね!!ゆっくりできるんだよね!!ゆっくりできるんだよね!!」 「ゲラゲラ!!(一緒にあそぼ!!あそぼ!!)」 二人が場所も考えず階段の段差から一気にジャンプして俺に抱きついてきた。 てんこは俺の体、うどんげは俺の片足。 二人とも階段のある方から俺に抱きついてきた。 「うお!?」 抱きつく所が悪く俺はバランスを失い階段のある方へ倒れかけた。 このままではまずいと思い、俺は二人をとっさに掴むと安全な所へ放り投げた。 そして俺は階段下へ真っ逆さま… ぐcbhfhfbじょfsdjbjどs;… …病院… 「全治一か月です」 「ごべんざざいぃぃぃぃぃ!!じなないでぇぇぇおにいざぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁぁ!!」 ああ、心配してくれてありがとう二人とも。怪我なくて良かったよ… …よかったから頼むからそんなにギュッと抱きつかないでくれ… いや、そこはマスイっていててててて!!そこ脇腹!!ヒビが入っている所を二人ががりで 抱きつかないでくれって!!頼むから!!治ったらたくさんキスしてあげるからほら!! やべでぇぇぇぇぇぇぇぇ!! ボキ!! 「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!げろげろげろげろぉぉぉぉ!!」 「先生!!444号室の患者の容体が!!」 「何だと!!すぐにオペだ!!ああそこのゆっくりはどこかへやって!!」 「はい!!」 「いやぁぁっぁぁぁぁ!!お兄さんとてんこを離れ離れにさせさいでぇぇぇ!!」 「げらげらぁぁぁぁ!!(おにいさんにだきだきさせてぇぇぇぇぇ!!)」 「胸骨の一部がさらに骨折し、それが胃に刺さっています!!」 「なにぃ!?しかもなんだこの患者は胃に細菌が異常繁殖しているぞ!!雑草でもたべたのか?」 「先生!!患者の胃の中に正体不明の液体、さらに腸から肛門にかけて未消化の餡子が!!」 「なにぃ!!なんで今まで気が付かなかった!!」 「すみません!!骨折だけだと思い詳しい検査がまだでした!!」 「言い訳は良い!!これは大手術になるぞ!!他の先生たちにも応援を頼め!!」 「はい!!」 ピコン!!手術中… 二人は何が起こったか分からずにはいたが、お兄さんの緊急事態を悟ると扉を泣きながらガンガン叩き 無理やり入ろうとしたが看護師さんに止められ、何度もしつこく入ろうとした結果 空いているベッドに完全に拘束される羽目になった。 「おにいざぁぁぁぁぁん!!おにいざぁぁぁぁぁん!!」 「げらげらぁぁぁぁぁ!!(じなないでぇぇぇぇぇ!!)」 無事手術は成功し、退院したお兄さんは二人にお仕置きとしてお尻ぺんぺんを百回した ペンペン!!ペンペン!! 「ごめんなざいぁぁぁぁぁい!!ごべんなざいぃぃぃぃぃぃ!!」 ペンペン!!ペンペン!! 「げらげらぁぁぁぁぁ!!(いだいよぉぉぉぉぉぉ!!)」 かくして一連の騒動は終わり、三人は未だ仲良く暮らしているのであった。 完 あとがき 餡コンペに出す予定の作品に悪戦苦闘しているブレあきです。 今書いている続き物は餡コンペ終了後に書く予定です。 え?これは?…息抜きです。 息抜きがてらにばっと書いた作品です。なんでクオリティーは大したことは無く、 人間に与える被害はどこまでなら許容範囲か少し考えてみた結果こうなった…。 感想にたくさんコメントをもらえたらありがたやです。 ではでは、餡コンペでよろしく~ ブレている作者:ブレあき ブレまくった作品集 ふたば系ゆっくりいじめ 621 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ 序章 ふたば系ゆっくりいじめ 914 ゆっくりとの共存社会 ~ニュースキャスター編~ ふたば系ゆっくりいじめ 955 ゆっくりの進化 一 前半 ふたば系ゆっくりいじめ 1047 ゆっくりの進化 一 中編 ふたば系ゆっくりいじめ 1066 ゆっくりの進化 一 後半 ふたば系ゆっくりいじめ 1089 ユグソウ プレリュード ふたば系ゆっくりいじめ 1135 ユグソウ 前半 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 胴付き希少種なのにこれほどバカなのか? 890れいむ程ではなくとも小学生くらいはありそうなのに。 -- 2018-01-26 17 22 17 お兄さん虐待www -- 2014-01-05 23 50 04 うどんげって月見団子なのか。てっきり人参ジュース味かなと。 -- 2013-01-06 14 13 58 悪魔www -- 2012-08-09 22 37 03 げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら げらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげらげら -- 2012-03-20 10 19 36 ↓おにいさぁああああああああああああああああん -- 2011-12-16 23 32 04 いや・・・ちゅっちゅっのかわりに毎日このお兄さんのようなことが・・・ ってお前何するやめろふだhfwぴfひうfhぐfhdspfhd(死亡) -- 2011-11-21 23 44 37 こんな調子じゃいつか殺されんぞwww -- 2011-10-27 01 00 56 胴付きに毎日ちゅっちゅっされる生活… いいなあ… -- 2011-09-04 06 09 00 久々に声をあげて笑ったwww -- 2011-08-31 03 35 30 このお兄さん若くして死にそう -- 2011-01-13 00 59 23 このお兄さんはいわゆる愛され体質なわけか? でも羨ましくないな。 -- 2010-12-30 04 21 23 とりあえず俺の知っている硫酸は緑色じゃないぞ -- 2010-12-16 07 48 21 …緑色の液体って硫酸? -- 2010-10-25 16 06 36 最後のお仕置きでてんこが目覚めなかったことだけが唯一の救い ドM化したてんこのウザカワイさは異常 -- 2010-09-25 21 42 29 ここまでくると羨ましくない -- 2010-08-20 13 52 21 羨ましいような、そうでもないような… -- 2010-06-21 19 00 38 なんかなあ・・・。 -- 2010-06-20 16 01 38 てんこもうどんげも可愛いけど、これお兄さん虐待だろw -- 2010-06-18 01 05 35
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/82.html
全自動すっきり阻止機 4KB 全自動すっきり阻止機 老人には、金と暇と発明趣味とゆ虐趣味があった。 だから、定年退職後、その有り余る老後を、ありとあらゆるゆ虐装置を作る事に費やした。 それらの内の一つが、全自動すっきり阻止機だ。 見た目はただの長方形の薄い板である。そして、真ん中には一本の線が引かれている。 実演。 老人が朝の散歩をしていると、道端で二匹のゆっくりが交尾をしているのを発見した。 「ゆっゆっゆっ……」 「ゆはっゆはっゆはっ!れいむのまむまむ、すごくきゅんきゅんしめつけてくるのぜ! れいむのまむまむはさいこうの名器だぜ!有数の名器なのぜ!」 突くまりさ。突かれるれいむ。 両方共顔は真っ赤に染まり、よだれを垂らし、白目をむき、息を弾ませ、体液はにじむ。 まりさのピストンは激しさを増し、クライマックス、同時絶頂を迎えようとしていた。 老人は、素早く全自動すっきり阻止機を、二匹の下に滑り込ませた。 「ゆぐっ!ゆぐっ!ゆぐっ!まりざぁぁぁぁぁ!でいぶいっちゃう、いっちゃうよぉ!」 「まりざもだぜぇぇぇぇぇ!でいぶとどうじにいっちゃうんだぜぇぇぇぇぇ!」 そして、まさに最後の一刺し、れいむの子宮を貫く一撃を食らわせる直前。 全自動すっきり阻止機が真ん中から二つに割れ、二匹を引き剥がした。 「ずっぎ……」 消化不良になったので、二匹の声は途中で止まってしまった。 「どぼじでずっぎりでぎないのぉぉぉぉぉ!!!?」 二匹が同時に叫ぶ。 この全自動すっきり阻止機は、ゆっくりが乗ると地面側の細かい穴から圧縮空気を噴射し、 エアホッケーやホバークラフトの要領で、少し宙に浮かぶ。 重量センサーが二匹の体重を正確に検知し、常に水平を保つように空気の噴射量を調節するので、 ゆっくりが転がり落ちる事は無い。 そして、交尾中のゆっくりが絶頂を迎える直前を、 熱センサー、音センサー、重心センサー、振動センサーで感知し、 線の部分で前後に分かれ、移動するという仕組みになっている。 ある程度時間が経ち、性欲が僅かに薄れたところで、もう一度くっ付く。 これが、シートを取るか、シートの電池が切れるまで続けられる。 二匹を乗せたシートがくっ付き、交尾が再開された。 「ゆっゆっゆっ……」 「ゆはっゆはっゆはっ!れいむのまむまむ、さっきよりもきゅんきゅんしめつけてくるのぜ! れいむのまむまむはぴっちぴちだぜ!セブンなのぜ!」 そして、二匹は二度目のクライマックスを迎える。 「ゆっぐぅぅぅぅぅ!!!でいぶいっぢゃうよぉぉぉぉぉ! かわいいでいぶのサーモンピンクのまむまむ、ひくひく痙攣じでいっぢゃうぅぅぅぅぅ!!!」 「でいぶのしめつけすごいのぜぇぇぇぇぇ! 粘膜がぺにぺににねっとりからみついてくるのぜぇぇぇぇぇ!んぼぉぉぉぉぉ!!!」 全自動すっきり阻止機が前後に移動した。 「どぼじでばりざは可愛いでいぶをずっぎりざぜでぐれないのぉぉぉぉぉ!!!」 「どぼじででいぶのまむまむ離れちゃうんだぜぇぇぇぇぇ!!!」 二匹の荒い息が収まりかけた頃、全自動すっきり阻止機はまたくっ付いた。 「ゆっゆっゆっ……」 「ゆはっゆはっゆはっ!れいむのまむまむ、ぎゅるぎゅるしめつけてくるのぜ! れいむのまむまむはスパイラルだぜ!QyuQyuスパイラルなのぜ!」 三度目のクライマックス。 「ゆっがぁぁぁぁぁ!こんどはいかせてねっ!?でいぶのぐちゅぐちゅのまむまむに ばりざの特濃孕み汁ぶじまけてねっ!?」 「いわれなくても、そうするんだぜ!こんどこそ、でいぶのいちばんおくに、ばりざざまの あかちゃんのもと注いでやるんだぜぇぇぇぇぇ!んほぉぉぉぉぉ!!!」 全自動すっきり阻止機始動。 「どぼじでしぼりたてこってりざーめんみるくこないのぉぉぉぉぉ!?」 「どぼじででいぶのスパイラルまむまむがしめつけないんだぜぇぇぇぇぇ!?」 全自動すっきり阻止機がくっ付く。 クライマックス。 離れる。 くっ付く。 クライマックス。 離れる。 くっ付く…… 二匹の目は充血しきって、白目が真っ赤になっている。 目の焦点は合っていなくて、愛液、カウパー、汗、よだれ、涙でどろどろになっている。 発射準備万端の精子餡が溜まり、まりさの陰茎は、通常の倍以上に膨れ上がっている。 その分、まりさの体は少し縮んでしまっている。 延々とすっきりできない状態が続く。セマンズ法である。 「おねがいだからはやぐずっぎりざぜでぇぇぇぇぇ!!!でいぶもう死んじゃうぅぅぅぅぅ!!!」 「だっだらもうまむまむ離れていくんじゃあないんだぜぇぇぇぇぇ!?」 老人はまりさの、更に肥大化して、体積が顔と同じくらいまでになった陰茎を見て、満足した。 そして、二匹の下から全自動すっきり阻止機を取り除いた。 「こんどこそどうじすっきりずるよぉぉぉぉぉ!!!」 「でいぶぅぅぅぅぅ!!!」 「ずっぎりぃぃぃぃぃ!!!」 その瞬間、肥大化したまりさの陰茎から大量の精子餡が発射された。 陰茎に溜まった精子餡だけでなく、体内の普通の餡子もその勢いで放出し、 まりさは死んでまっ平らになった。 一方のれいむは、まりさのほぼ全ての餡子を膣から注入され、 倍以上に膨れ上がった後、目玉が飛び出し、口を大きく開けて、餡子を撒き散らしながら破裂した。 その光景を見守った老人は、満足そうな笑みを浮かべながらうなずき、自分の家へ帰った。 既存作 SS 妊娠過程 食葬 ふたば系ゆっくりいじめ 7 浅瀬 ふたば系ゆっくりいじめ 8 鉄鍋 ふたば系ゆっくりいじめ 17 さとり ふたば系ゆっくりいじめ 19 賽の河原 ふたば系ゆっくりいじめ 24 れいむ死ね ふたば系ゆっくりいじめ 26 役立たず 絵 ゆっくりSAW ゆっくりサバイバー 自作SSの挿絵 挿絵 byゲームあき ゲームあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る おれも!! -- 2014-12-31 21 49 14 …買った!! -- 2014-12-25 16 17 04 めっちゃほすぃ…ところでゆっくりが漢字使っている件 -- 2014-12-13 11 45 16 いえ、これがなんと今なら198円ですぜ奥さん -- 2013-11-12 02 44 57 でも……お高いんでしょう~? -- 2013-08-20 16 46 30 主に顔がきめぇwwww -- 2012-10-31 22 38 04 自信作wwwwwwwww -- 2012-08-15 21 04 44 仕事を選ばない東亜重工 -- 2012-05-12 00 36 30 挿絵のジジイきめぇwww -- 2012-05-02 21 17 18 おい、早いとこ特許取りなよ!こいつぁ売れるぜえ。ワイルドだろぉ? -- 2012-03-22 03 02 26 神が、、、、、舞い降りた、、、、 -- 2012-01-04 03 27 30 この爺さん神ってるw -- 2011-12-22 15 11 51 この国は性にかんs(ry -- 2011-11-01 18 51 21 ノーベル賞モンだよこれ・・・ -- 2011-10-13 01 06 09 いいな、これ欲しい。 -- 2011-08-18 13 31 59 んほぉぉぉぉぉ -- 2011-01-06 18 52 34 気持ち悪っ -- 2010-11-02 15 31 58
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/618.html
飾りの価値は 転 21KB ※俺設定 ※4回に分けます 飾りの価値は 転 「おでがいじまずぅぅうぅう!!!! おぢびじゃんだげでもぉぉお!!! だずげでぐだざいぃいぃいい!!! もうにどどじまぜんがらぁぁぁああ!!!!」 『駄目じゃ、野菜を盗んだゆっくりは問答無用で潰す。』 「どぼぢでぞんなごどいうのぉおぉおぉ!!!!」 とある昼下がり。 畑を耕していた男性の老人が、 隣の畑にある野菜を盗んだゆっくりを潰そうとしていた。 すでに、辺りには黒い物体が2~3個転がっていた。 『ふぅ~。』 老人は、子ゆっくりを片手で握り締めた。 まるでいつも行っているかのような慣れた手付き。 これが一度や二度ではないだろう。 「いじゃいぃぃい!!! やめちぇぇえええ!!! もうやめちぇぇええ!!! きゃわいいれいみゅにひどいこちょしにゃいでぇええ!!!」 ブチン!!! 「ゆぶっ!?」 老人は思いっきり、握り締めた。 手を開くと、かつてれいむだったと思われる物体が餡子塗れになっていた。 その物体を、汚いものを投げるかのように、ポイと地面に捨てた。 「おちびじゃんんん!!!! ばでぃざのがわいいおちびじゃんんん!!! ゆんやぁあああ!!!!どぼぢでごんなびどいごどずるのぉぉおぉ!!! がっでにばえでぐるぅぅうぅうううう!!! おやざいざんをびどりじめじでいるにんげんざんがわるいのにぃぃい!!! だどえにんげんざんのいうどおりぃぃいぃ!!! ごのおやざいざんがにんげんざんがづぐっだものだどじでもぉぉ!!! べづにごろざなぐでもいいじゃないぃいいぃいい!!! ごんなにいっばいあるんだがぁああ!!!! ずごじぐらいぃ!!!ゆっぐりがだべでもいいいじゃないぃぃい!!! ゆっぐりだっでおなががずぐんだよぉぉお!!!! ゆっぐりだぢだっでいぎでるんだよぉぉお!!! ゆっぐりだっでゆっぐりじだいんだよぉぉ!!! わるいのばゆっぐりだげじゃないよぉぉお!!! おやざいざんをひどりじめじでぇえええ!!! ばでぃざだぢにびどいごどずるおじいざんだよぉぉお!!!!!! ゆっぐりあやまっでねぇええええ!!!!!」 老人は、思いっきり、まりさを踏みつけた。 「いじゃいぃいぃ!!!! ばなじでぇええ!!!!! がわいいばでぃざがいだがっでるよぉぉ!!! ゆっぐりばなじでねぇええ!!!」 ベチャ!!! 「ゆ゛っ・・・」 まりさは一瞬にして、踏み潰され、黒い餡子が辺りに四散した。 『久しぶりじゃ、罠が破られたのは。 そうじゃの、そろそろ新しい罠にしなければならんのかのぉ・・・』 ブツブツと独り言を言う老人は、何事もなかったのように、 畑を耕しだした。 老人には、ゆっくりが好きとか嫌いとかそういう感情は持ち合わせていない。 ゆっくりは畑を荒らす害虫。そういう考えしか持ち合わせていなかった。 あのまりさの言ったように、 いくら野菜を盗み食いされたからと言って、 ゆっくりとて生きているから、殺すのはひどいのではないかということに対して、 何一つ、答えることはない。 なぜなら、最初から答えなど持ち合わせていないのだ。 例えば、野菜に害虫が付かないように、農薬を散布して害虫を殺すという行為。 農家では当たり前である。 いや、農家だけでなく、むしろ一般的な考えとして、ごく普通の行為。 虫の命の大切さなど、考えたことがない。虫の命より野菜。 それが当たり前。 ゆっくりとて、同じこと。 人間の言葉を話し、人間と同じ容姿とはいえ、害虫と全く同じ。 だから、答えられない。いや、今まで思いついたことがない。 そして、答えられないこと、思いつかないことに対して、 何一つ罪悪感どころか、心に何も感じない。 その程度なのだ。この老人にとって、ゆっくりとは。 『ふぅ~。明日は農協に行って、殺ゆ剤でも貰って来るか・・・』 老人は、疲れ果てたようで、 背中を丸めて、トボトボと帰路に着いた。 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ」」」 玄関を開けると、れいむの親子が待っていた。 「おい!!!じじい!!! ここはれいむがみつけたゆっくりぷれいすだよ!!! ゆっくりしないではやくでていってね!!! あとあまあまさんもってきてね!!!」 「「「ぷくー」」」 下卑た笑いで見下した言い方をする親れいむに、 頬を膨らまし、老人を睨み付ける子れいむたち。 『はぁ・・・』 老人は溜息をつき、 玄関の靴置き場に置いてあった殺ゆ剤のスプレーを、 れいむたちに振りかけた。 「ゆびぃぃいぃい!!!!」 「いちゃいぃぃぃいぃいい!!!」 「ゆんやぁあああ!!!!」 「おべべぎゃみえにゃいぃぃいぃいぃ!!!」 一斉に苦しみだすれいむたち。 家の中で、潰してしまうと、 後で掃除が面倒だと思った老人は、 ビニール袋にれいむたちを入れて、 そぉっと、ビニール袋が破けないように、 ゆっくりと踏み始めた。 「ゆぶぅ!?やべ!!やべでぇ!!!!」 「いじゃい!!!」 「つびゅれりゅぅぅぅ!!!!」 「だちでぇええ!!!きょきょきゃらだちでぇええ!!!」 痛みのあまり声を漏らすれいむたち。 しかし、老人は、一切きにせずに、 ただ、踏みつけるだけだった。 「「「「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」」」」 グチャグチャに混ざり合ったれいむの残骸は、 断末魔の声を上げていた。 『ふぅ~』 老人は深い溜息のあと、近所のゴミ捨て場に、 れいむたちの残骸が入ったビニール袋を捨てに行った。 その晩のことであった。 ビニール袋に入ったれいむたちが捨てられたゴミ捨て場で、 ゴソゴソと漁っているゆっくりがいた。 バレーボール大くらいの大きさで、 飾りのないれいむであった。 そう、あのれいむである。 群れから出て行った飾りのないれいむである。 すでに子ゆっくりから、成体ゆっくりになっていた。 飾りのないれいむは、ビニール袋を噛み切り、 潰されたれいむたちの残骸を食べ始めた。 すでに息絶えているらしく、何も反応はない。 まあ、あったところで、れいむにとってはどうでもいいことだ。 れいむは無言で食べた。 ゆっくりは、「む~しゃむ~しゃ」など自身の食事の時、 声に出すが、一切そのようなことはしなかった。 無言。とにかく無言。 そして、無表情。ゆっくりにとって、餡子は大好物のあまあま。 それでも喜びの表情を見せず、コソコソとひたすら食べていた。 ジャリ!!! れいむは歯に違和感を感じ、食べていた餡子を吐き出した。 潰されたれいむのリボンだった。 リボンを着けたまま潰されたため、リボンには死臭がついており、 並みのゆっくりでは、とても嗅げた匂いではなかった。 死臭の香るリボンを見て、れいむは何か恨めしそうな顔をし、 ずっと睨み付けていた。 この飾りのないれいむは、群れを出てから、 いろんなところを旅してきた。 自分が嫌われているということを自覚したためか、 旅の途中で、様々なゆっくりの群れと遭遇したが、 どこの群れにも所属しようとしなかった。 なぜなら、いずれの群れでも、飾りがない故に、 ゆっくり出来ないとされていた。 時には言いがかりをつけられて、殺されかけたことすらあった。 餌が取れないのは、たまたま通りかかった飾りのないれいむのせい。 ドスがすっきり制限するのは、たまたま通りかかった飾りのないれいむのせい。 れいぱーが異常発生したのは、たまたま通りかかった飾りのないれいむのせい。 自分の子供がれみりゃに食べられたのは、たまたま通りかかった飾りのないれいむのせい。 冬篭りに失敗したのは、たまたま通りかかった飾りのないれいむのせい。 すっきり禁止という掟を破ってしまったのは、たまたま通りかかったれいむのせい。 群れが虐待鬼意山に襲われてしまったのは、たまたま通りかかったれいむのせい。 梅雨が長くて、雨が多いのは、たまたま通りかかったれいむのせい。 とにかく、ゆっくり出来ないのはすべて、あのゆっくりできないゆっくりのせい。 れいむのあずかり知らぬところでさえも、すべてれいむのせい。 れいむ自身も、聞いて呆れるような理由でさえ、とにかくれいむのせい。 人間が野菜を独り占めしているのは、たまたま通りかかったれいむのせい、 というゆっくりもいたくらいだ。 次第に、れいむの方から、 他の群れに出会わないようにしていた。 ある日、れいぱーに襲われかけた時、 「こんなゆっくりできないゆっくりとすっきりするのは、 とかいはじゃないわ・・・。 しょうじき、なえたわ・・・。」 と、れいぱーにすら、見限られることも多々あった。 飾りがない。 そんなことだけのために、 れいむは、いつも一人ぼっちだった。 だが、れいむはそんなことに対して、 何一つ愚痴をこぼさなかった。 しかし、時々、他のゆっくりのお飾りを、 今のように、恨めしく見つめるということが度々ある。 れいむは、そんな時、こう思っているのだ。 もしも、自分におりぼんさんが付いていたら、 こんなことにはならなかったんだろうなぁ・・・。 次の日。 『困りますよ~。ちゃんとゆっくりは潰してくれないと・・・。』 『すみません・・・』 老人は、老人より20歳くらいは若いと思われる中年女性に怒られていた。 昨日、飾りのないれいむが食い散らかしていた跡を、この女性に見つかり、 ゆっくりを捨てる場合はちゃんと潰すようにと、注意されていた。 すでに飾りのないれいむは、この場にはおらず、 当然、この女性も老人も飾りのないれいむがやったとは知らないのである。 『はぁ・・・。ちゃんと潰したはずじゃがの~・・・』 老人は、溜息をつき、背中を丸くしながら、帰っていく。 朝から怒られて、あまりいい気分じゃない老人。 とりあえず、家に帰って、畑に行く準備をしよう。 そう思い、足早に家へ急ぐ。 しかし、家の玄関前に来た時、 昨日と似たような光景がそこにはあった。 れいむが一匹、横たわっていた。 昨日と違うのは、 ただ、このれいむ、すごく苦しそうである。 顔色も悪く、真っ青な表情。 たまに口から餡子を吐き出していて、 苦しそうに、ゆっゆっとうめき声を上げていた。 よく見ると、飾りがない。 あの飾りのないれいむであった。 それもそのはずである。 殺ゆ剤が降りかかったれいむの残骸を食べたのだ。 殺ゆ剤を口にしたのと同じである。 昨日のゴミ捨て場から去った後、急に体の痛みを覚え、 どこか体を休める場所を探していた。 そして、老人の家の玄関前でついに力尽きてしまい、 1歩も動けなくなったのだ。 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 体をピクピクと痙攣させて、 もう虫の息であった。 『はぁ・・・。またか・・・』 老人は、再び、深い溜息をつき、れいむの体の上に足を乗せようとした。 玄関前を汚すのは気が引けたが、 後で水でも撒いとけば済むだろうと思い、 何気なく、右足をれいむの体の上に上げた。 だが、老人は、ゆっくりを殺すことに対して、 今まで気にもしていなかったが、 この飾りのないれいむを見て、 なぜか、気づいてしまった。 今まで、こんなに弱っているゆっくりを見たことがない。 老人の畑や家を襲いにくるゆっくりたちは、 みな至って健康なゆっくりである。 肌もツヤツヤして、元気いっぱい。 ことあるごとにゆーゆーと大声を喚く。 まるでピクニックにでも来ているかのように、 ニコニコと笑顔で、人間の生活圏を侵していく。 正に害虫。 そんなゆっくりを、感情を抱かずに、 ただ潰していた老人にとって、 今わの際のゆっくりを見たのは初めてであった。 別に虐待趣味があるわけではない老人にとって、 ゆっくりの断末魔の叫びは聞き慣れていても、 ただ苦しそうなうめき声を聞いたことは一度もなかった。 飾りのないゆっくりは、 体をブルッ!ブルッ!と小刻みに揺らしている。 末期症状である。 中枢餡が、体内の餡子の制御が上手く行えない状況。 よく見ると、 肌もボロボロ、飾りもない。 汚らしい何かにしか見えない。 そんな飾りのないれいむを見て、 老人は、昨日、畑で潰したまりさの言葉を思い出した。 (ゆっぐりだぢだっでいぎでるんだよぉぉお!!!) (ゆっぐりだっでゆっぐりじだいんだよぉぉ!!!) (わるいのばゆっぐりだげじゃないよぉぉお!!!) 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 老人は、足を下ろし、れいむを抱えて家に入っていった・・・。 「ゆぅ・・・ここは・・・・どこ?」 気が付いたら、れいむは今まで見たこともない場所にいた。 まだ、体の痛みは取れていないが、 さきほどよりはいくらかマシになっていた。 『気が付いたか。』 老人はれいむに話しかける。 「ゆっ!?」 れいむは一瞬にして顔が硬直した。 実は、昨日、老人が畑でまりさを潰している時、 遠くからその光景を見ていたのだ。 れいむは、このゆっくりを殺した老人を見て、 ここはゆっくり出来ないと思い、必死で逃げた結果、 ゴミ捨て場に辿り着いたのだ。 もしかして、見つかっていた!? そして、自分は目撃ゆっくりだから、 口封じのために殺されるのか!? この飾りのないれいむも、 他のゆっくり同様、ゆっくり殺しは禁忌であるという考えからか、 人間とゆっくりの命の価値を同じだと思っている節があり、 人間がゆっくりを殺した現場を見たゆっくりを口封じで殺すのでは? という人間にはとても理解しがたいことを思っていた。 そう思ったれいむは、 今までに味わったことのない恐怖を目の当たりにした。 「ころさ・・・ない・・で・・・」 れいむは、涙を堪えて、プルプルと震えながら、必死で体を横に振った。 逃げたくもても、まず、ここがどこなのかわからないので、 安全な場所に辿り着けるかもわからないし、 まだ体の痛みは治まっていないので、逃げ回るということすら無理であった。 身動き一つ取れない状態のれいむにとって、命乞いしか術はなかった。 『落ち着け。別に殺したりはせん。』 老人は無表情で、返事を返した。 ゆっくりを殺した人間が何をしてくるかわからないと思っているれいむにとって、 その返事は信用できなかった。 ひたすら、体を震わせて、恐怖に耐えていた。 『ゆっくり休め。後でメシでも持ってきてやるから。』 「ゆぅ・・・しに・・・たく・・・な・・・い」 れいむは、緊張が切れてしまったのか、 そこで意識が途切れてしまった。 1ヵ月後・・・。 「ゆっくりおはよう!!!おじいさん!!! きょうもゆっくりしていってね!!!」 『はいはい、ゆっくりゆっくり。』 れいむは、老人の看病のおかげで、 すっかり元気になっていた。 最初は、老人に対して敵対心を持っていた飾りのないれいむだが、 次第に老人がれいむに対して殺意がないことを知ると、心を開いていったのであった。 れいむは、この老人に対して、命の恩人だと感謝し、 老人から片時も離れようとしなかった。 老人からすれば、気まぐれで、 今まで害虫扱いしていたゆっくりを助けたのだ。 まあ、邪魔になれば、いつでも殺そうと思えば、殺せる。 老人は一人暮らしをしており、 話し相手のいない老人にとって、暇つぶしにはなるだろうと思い、 今まで生かしていたのだ。 「ゆっくり!!!ゆっくり!!!」 飾りのないれいむは、その場でピョンピョンと飛び跳ねる。 れいむは群れを出て行ってから、しばらくの間、 れいむから見て、他者との友好的な交流は全くなかった。 そのためか、自然に笑みが漏れていた。 恐らく、れいむのゆん生の中で、心の底からゆっくりしている日々なのだろう。 『ほら、遊んでないで、さっさと畑に行くぞ。』 「ゆ~☆」 老人はれいむを連れて、畑に連れて行く。 「♪ゆ~ゆ~ゆ~ゆっくりしていってね~」 かつて、れいむの母親が姉たちに聞かせていた歌を、 上機嫌で歌いながら、歩くれいむ。 『お前、相変わらず、音痴じゃの~。』 「どぼぢでぞんなごどいうのぉおぉぉぉぉ!!!!」 れいむはさっきまでの笑顔と違って、 ゆんゆんと大泣きするれいむ。 人間からすれば、ゆっくりの歌など、 音程はずれっぱなしの雑音にしか聞こえない。 しかし、老人は、その耳障りな歌声をさほど気にしていない。 犬がキャンキャンとやかましく吼えている程度にしか思っていなかった。 やがて、畑に着いた老人とれいむは、それぞれ畑を耕し出した。 なんと、れいむは老人の仕事を手伝っているのである。 最初、やはり、れいむも、 野菜は勝手に生えてくるというゆっくり独自の考えを主張していたが、 老人に無理矢理、畑に連れてこられて、嫌々、仕事を手伝わされる内に、 少しずつであったが、老人の言っていることを理解し始めた。 最初は、こんな意味のないことをする意味がわからないと、不満ばかり言っていたが、 今では、自発的に畑を耕したいとまで言うくらい積極的な態度を取り出した。 「ゆ~!!!おやさいさん!!!ゆっくりおおきくそだってね!!!」 『こら!口を動かす暇があったら、手を動かせ!!!!』 「ゆっ!?おやさいさんにはなしかけるとゆっくりおおきくそだってくれるんだよ!!!」 が、所詮はゆっくり。 たまに、おかしいことを言ってくるが、 れいむが今言ったことは、ごく稀に人間でも本気で言う者もいるので、 軽く注意するだけの老人。 『れいむ、これから芋焼くぞ。危ないから下がっておれ。』 「ゆゆん!!!やきいもさんはほ~くほ~くしてゆっくりできるよ~!!!」 空き地で、焚き火を起こし、火の中に芋を入れていく老人。 「ゆ~!!!ひさんがめらめらもえてきれいだねぇ~!!! ゆ~!!!ひさんのちかくはあったたかくてゆっくりできるねぇ~!!!」 老人の注意を無視して、火の近くに寄ろうとするれいむ。 バチッ!!! 焚き火の中の枝が弾けて、火の粉がれいむのおさげに降りかかった。 「あじゅぃぃいぃいいぃぃい!!!!!」 見る見るうちに火がおさげを覆っていく。 「あじゅぃぃいぃいいぃい!!!! ひさんあっちにいってぇえええええ!!!! ひさんあっちにいってぇえええええ!!!! ゆんやぁあああ!!!!!! あじゅぃいぃいいょぉおおおぉおおお!!!!!」 れいむはピコピコとおさげを振り回し、火を振り払おうとする。 『コラ!!!だから言わんこっちゃない!!!』 「おじいざんんん!!!!みじゅっぅぅうう!!! おみじゅざんんん!!!おみじゅざんんがげでぇえええ!!!」 れいむは、老人に水をかけるように求めた。 が、老人は手につけていた軍手で、れいむの火がついたおさげを、 パンパンと叩き出した。 「いじゃい!!!いじゃいぃ!!!いじゃいよぉぉ!!! どぼぢでごんなごどずるのぉぉぉお!!! おじいじゃんんん!!!!だだがないでぇええええ!!! だだがないでびざんをげじでぇえええ!!!!」 『落ち着け、れいむ。ホラ、火は消えてるぞ。』 「ゆっ!?」 れいむはジリジリになったおさげを見つめた。 「どぼぢでびざんがおみじゅじゃんをがげでないのぎえでるのぉぉぉおおおぉ!!!」 まるで魔術でも見たかのように、目を大きく見開いて、驚くれいむ。 『これくらいの火だったら、水をかけるより、 叩いて、振り払ったりすれば、簡単に消えるぞ』 「すごいよぉぉぉ!!!おじいさんん!!!! おじいさんはけんじゃなんだねぇ!!!」 れいむは老人を尊敬の眼差しで見つめる。 老人はれいむを見て、思わず、笑みが漏れた。 バカな子ほど可愛いというけどホントなんだなぁ 老人はそう思っていた。 畑の帰り道、老人とれいむは、神社により、 お参りをするのが日課になっていた。 おさげをパンパンと叩いて、合唱するれいむ。 「かみさま!!!おじいさんとれいむはずっとゆっくりさせてください!!!」 『いつも思うけど、ゆっくりって何のことを言っているのじゃ?』 「ゆっ!?ゆっくりはゆっくりだよ!!!ゆっくりりかいしてね!!!」 『余計分からんぞ。れいむ、ゆっくりって何じゃ?』 「おじいさん!!!けんじゃなんでしょ!!!ゆっくりはゆっくりだよ!!!」 頬を膨らませて、プクーと老人を睨み付けるれいむ。 『そんなに怒るな。ホラ、帰るぞ。今日は久しぶりにご馳走でも食べるかのぉ~』 「ごちそう!!!あまあまさん!?」 『いや、いかの塩辛じゃ!』 「いやぁぁぁぁああ!!!!しおからさんはゆっくりできないぃいぃいい!!!!」 老人は、いつもこんな感じで、れいむをからかっていた。 最初は、飽きたら、潰そうとでも思っていたが、 今ではよき話し相手として、れいむを扱っていた。 他のゆっくりに対しては、以前と変わらぬ害虫扱いであったが、 れいむに対しては、特別な感情を抱いていた。 れいむからすれば、 今までのゆん生は、飾りがないというだけで、 騙されるかいじめられるか嫌われるかのどれかであった。 しかし、れいむはこの老人と出会い、 飾りがなくても、ゆっくり出来る日々を与えてくれたことを幸せだと思っていた。 れいむは、この老人を何よりも大事に思っていた。 今までゆん生の中で最初で最後のれいむの心の友である老人を・・・。 数日後。 『れいむ、プレゼントがあるんじゃ・・・。』 「ゆっ!?」 老人は、れいむの頭の上に、何かを置いた。 そして、老人は、れいむに鏡を見せた。 れいむは、自分の頭の上にリボンがあるのに気づいた。 老人は、れいむのために、リボンを買っていたのだ。 『お前、どこかでリボンなくしたみたいだな。』 「お、お、お、おじ・・・」 れいむは瞼に涙を溜め、言葉を詰まらせている。 『もうなくすんじゃないぞ・・・』 「おじいじゃんんんん!!!!ゆっぐりありがどうぅうぅううう!!!!」 れいむは、笑みを漏らしながら、涙を流した。 生まれてきてから、飾りがないというだけで、 ゆっくり出来ないゆん生を過ごしてきたれいむにとって、 老人からもらったリボンは、とてつもなく嬉しかった。 そして、何より、この老人には、 れいむは言葉では言い尽くせないほどの感謝でいっぱいであった。 れいむをゆっくりさせてくれるだけでなく、 こんなに綺麗でゆっくりしたリボンをくれるなんて・・・。 「ゆっくり!!!ゆっくり!!!」 嬉しさのあまり、飛び跳ねるれいむ。 『こ、こら、まだちゃんと着けていない飛び跳ねると、 どこかに行ってしまうぞ!!!!』 と、注意した途端、 れいむの頭についていたリボンが風に流されて、 ヒラヒラと宙を舞っていった。 「ゆぅぅぅう!!!! れいむのおりぼんさん!!! とんでいかないでぇぇえ!!!!」 れいむは、血相を変えて、リボンを追いかけて行く。 『オ、オイ!!!勝手に道に出るな!!! 車が来たら危ないから帰ってくるのじゃ!!!』 「おりぼんさんんん!!! いじわるしないでぇぇえええ!!! れいむのおりぼんさんんん!!! ゆっくりしていってねぇえええ!!!!!」 老人の制止を振り切り、リボンを目掛けて追いかけていくれいむ。 れいむのリボンは車道の真ん中に止まった。 「ゆっ!!!れいむのおりぼんさんがとまったよ!!! ゆっくりとるよ!!!ゆっくりしないではやくとるよ!!!」 れいむは、嬉しさのあまり、車道に飛び出るれいむ。 普段は老人の言うとおり、車道に勝手に飛び出るようなことはしないのだが、 目の前のリボンをとることで必死であったため、 老人の忠告など頭に一切なかった。 車道に出て、リボンを拾いにいき、リボンまであと2mくらいまで近づいた。 「おりぼんさん!!!ゆっくりしていってね!!!」 れいむがリボンを取ろうした矢先、れいむの横には大きなトラックが差し迫っていた。 『危ないっ!!!れいむっ!!!!』 老人は叫ぶと同時に、れいむに目掛けて、車道へ飛び込んでいった。 キキィイイイイイイイイイイイ!!!!!! 大きな音と共に、れいむは前方へ投げ出された。 「いじゃいいぃぃいいぃいい!!!」 フェンスにぶつかったれいむは、体をクネクネさせて痛がる。 痛みもだいぶ収まり、辺りを見回すれいむ。 リボンはどこ?れいむのリボンはどこ? キョロキョロと見回すと、リボンがあった。 「れいむのおりぼ!!!!・・・んさん!?・・・・」 リボンの向こう側には真っ赤な血に塗れた老人が横たわっていた。 「おじ・・・い・・・さ・・・」 れいむは、その時、やっと状況を把握した。 リボンを追いかけて、車に轢かれそうにれいむを、 老人が庇って、れいむの代わりに轢かれてしまったことを。 「おじいさんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!」 れいむは叫んだ。 辺りにはれいむの絶望した叫び声が響き渡っていた。 続く。 あとがき 結末に気づいている方へ。 ちょっと過去の作品を見直していると、 若干、矛盾があるけど、 それはご愛嬌+誤差の範囲ってことで ゆっくり許してね。 あと、前回より少し時間がかかったのは、 最近、仕事が忙しいので、 作成に取り掛かれない。 前作が思った以上に高評価で、 今回は愛で一色で話そうと思ったら、 それをした時の批判が怖くなって、 無理矢理、虐要素を入れるように思案していたから。 そして、前作以上の出来にしないといけないという、 どうでもいいプレッシャーに、自分自身でかけてしまい、 思ったように手が進まなかった。 人の目を気にしたら、スラスラとかけないことに気がついた。 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ふたば系ゆっくりいじめ 243 死すべき生物 ふたば系ゆっくりいじめ 250 ゆっくりSSをれいむに読ませてみた ふたば系ゆっくりいじめ 263 飾りの価値は 起 ふたば系ゆっくりいじめ 265 飾りの価値は 承 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓↓↓↓↓その意見で考えるとお前はシラス1パック250円なのに対してマグロ1尾100万円(マグロ の値段は正確には分からないけど)に疑問を持つ筈だが。 -- 2016-02-16 23 04 39 飼い犬は可愛く思う、汚い野良犬が家の周りを汚していると殺意しか芽生えない -- 2012-12-17 19 47 09 このゆっくりは「飾りをつけると近くの老人をひき殺す」というジンクスでもあるのか? もうなんかミタさんみたい -- 2011-12-30 02 37 44 ↓↓↓ああ、何十年もヒキニートやってるから分裂病が統合失調症に改称されたことも知らないんだね! はやく仕事をみつけてね! -- 2011-01-30 15 04 41 ↓↓ゲームとかネットばっかで人間の生の反応に触れてないからそんな単純な考え方しかできないんだよ。 -- 2011-01-30 13 59 06 ↓人間の心はそれほど一貫性や無矛盾性を持っていない もう少し自分をよく見つめ直してみればいい -- 2010-10-31 18 42 20 他のゆっくりは何も感じずに害虫として潰してたのに 死にかけた虫を見て急に助けようと思うんだな このジジイは分裂症ですか? -- 2010-09-07 03 37 18 冒頭で勝手なことほざいてるまりさって結局自分が悪いなんてこれっぽっちも思ってないじゃねえか たとえ許してもすぐにコロっと忘れて人間が全部悪いことにしてまた畑荒らしするだろうな。やっぱ問答無用で潰すしかねえ -- 2010-09-02 17 36 52 飾りの有無なんて些細過ぎる違い。れいむ種が悪い結果しか呼ばないことに変わりはない。さすが屑中の屑。 -- 2010-08-26 23 14 09
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1265.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 599 はじめてのくじょ~少女奮闘中~/コメントログ」 アリスの一人勝ちかw まぁ一番溜まんないものね。仕方ないねw -- 2010-10-18 14 48 51 めちゃくちゃ面白かったですwwwww特に白玉楼のあたりで爆笑しましたwwwwww -- 2011-05-03 04 09 56 もっと評価されるべきwwww -- 2011-05-04 17 30 35 ゆゆ様かわええw -- 2011-08-10 00 47 30 ちぃんぽぉ… -- 2012-08-08 05 20 08 あばばばばばばばば、、、ば?、、、ばぁーーーーーーーーーーー! -- 2012-09-27 19 29 02 ゴミクズの魔理沙カワイイ -- 2012-11-07 04 56 56 あはははは… -- 2014-10-18 22 26 19 面白かった!けどこれゆっくりいじめSSじゃなくて東方SSだよね -- 2015-04-29 20 23 05 ゆっくりの繁殖スピード、恐るべし。 -- 2021-05-05 11 20 12